結城紬に恋して
秋くらいから奥順のはたおり娘が欲しくて、探していました。
最初に目星をつけた粋な亀甲入りの紫、次の候補の小豆色の無地、ことごとくヤフオクで高額になってしまって諦めました。
なぜ奥順のはたおり娘なのかは、暑い夏にさかのぼります。
呉服屋さんの主催で隅田川の花火大会の日に乗った屋形船、あの日藤井絞りを召された男性店員さんがいらっしゃいました。
あまりに素敵だったので、
「素敵な藤井絞りですね。」と、私。
後からわかったのですが、その店員さんは奥順の社長であり、浴衣は藤井絞りでなく、奥順で作っている板締め絞りだったのです。
今度の結城祭りには奥順を着て訪ねたい!
本場結城は無理でもせめて石下結城 はたおり娘を来て(といってもお誂でなく、リサイクルだけど)
ついにはたおり娘ゲット、それも2枚
証紙付きです。
どちらもしつけ付きでした。
なんだか申し訳ないような、大事に着させていただきます。
どちらも4ケタで購入できました。
(2つ足しても4ケタです)
やまとお誂で、証紙は[本場結城紬]と書かれた紙袋に入れてありました。
はたおり娘は石下結城だと聞いているけど?
袖が1尺1寸(42cm)
こんなに短いのは年代ものなのかもしれません。
蔦の葉間道
はたおり娘の亀甲柄の代表的なもののような気がします。
袖丈1尺3寸(49cm)
色が暗いものは人気がないようです。
とっても素敵なのになぁ〜
どの帯を合わせようか考え中、この時間が楽しいですね。