誰に聞いたか、どこで読んだか等々は忘れたけれど、覚えてる部分だけでも記しておこう。


うろ覚えで自分のフィルターが通っているけど、ここに残しておきますね。


ある人が、本当に思い詰めて

辛くて辛くて仕方がなくて

ついに、自分で命を絶とうとしてる時

なんと声かけしていいのやらと

いうような内容だったと思います。


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そうか、死ぬことを決意したんだね

辛かったんだね

そう決めたのなら私は止めないよ


ただね

あなたが決めたのは

それは頭で決めたんだよね?

頭で考えて死のうと

決めたんだよね?


では

死ぬ前に

ひとつやってほしいんだけど

それは


身体に聞いて

『了承』してもらうこと。


先ず足に聞いてみて。

ゆっくりさすって

いままでの事をお話ししてみて


右の膝が痛くて正座できんかった時も

なんとか頑張って左足がかばってくれて

転げなくてすんだな

あの時は助かったよ

と優しゅうさすりながら話しかけてね。


そしてもう死ぬけれど

君はどう思う?と

たずねてね。


それから手を揉んであげて

お前は本当によく働いてくれたね

絵が好きだったわしは

君らをいつも絵の具だらけにした

爪の間に今でも色が付いてるな

ほんまにたくさんの作品を

生み出してくれた

ありがとうな。


そして手にも聞いてください

なあ、もう死ぬつもりなんだけど

お前はどう思う?


そして同じように

肩やお腹

腰や首

背中やふくらはぎ

そして頭や髪の毛

目や耳や口や

歯の一本一本に触れて

それぞれにたずねてみて。


もう死ぬんだけど

お前たちはどう思う?

って。


それで身体全ての部分を

納得させることが出来たなら

その時は

さよならです。


だけど誰か一部分でも

まだまだ働きたい

まだまだお役に立ちたい

叫んでる声が聞こえたなら

もう少しだけ

生きてくださいな。


私は決して止めないよ

とめるのは

あなたの身体の

生きたいとう望み。


頭より身体に聞いて

それに従いなさい。

本当はどうなのか

どうしたいのか

身体に聞きなさい。


それがあなたに贈る

ただひとつの

私の願いです。