今年も受験シーズンが到来です

 私はコロナ禍(2020年)デビュー。コロナ禍前の受験シーズンのタクシー稼業の様相を知りません。

が 2021年、2022年とやはりこの時期 朝の急ぎの送迎は頻繁にありました。

 迎車で到着し挨拶もそこそこ

『急ぎで??大学まで行って!!』などは当たり前。

朝方ホテルに呼ばれればおおよそどこの試験会場かな?と想像もつくようになりました。

 

さて本日も朝

 アプリで配車依頼

 

備考欄には

 『男子学生が一人で乗ります。急いでます。」

とメッセージが。。。

残念ならが配車アプリ(GO)では乗務員によるフリーワード返信はできませんのでそのままスルー

(かしこまりました、という定型分はあるのですが”急いでます”というワードに心にブレーキがかかり、定型分を送ることを躊躇しました)

 

目的地に予定時刻より到着!さあ、準備万端!いつでも来い!

 

あれ、誰もいないじゃん!

 

5分経っても誰も来ない。メッセージ送るも返信なし。

アプリ通話も応答なし

 あら、待ちきれなくて違うタクシー乗ってったか???

 

まあ、もうしばらく待つか。

と、その時メッセージが

『今向かっています』

 

ありゃリャ、まあ、おおよそ急いでいる人に限って遅れてくるんだよね。

想定内 想定内

 

さ、無事お乗せして目的地へ。

何時までに到着希望とか無いみたい(というか高校生か。タクシー乗り慣れてないから何も言えないかな)

一応 可能な限り急ぐ旨伝え進行

目的地へ到着し希望の降車場所へ

無事精算しお釣りを慎重に渡します

そうです!ここが関門

『お釣りを落とす!』

とかあり得ませんので慎重に手のひらに置いて。完了

 

あとはドアを開けて降りるだけ。

っとその時です

『あ!落としちゃった!!』

おい!自分から禁句言うなよ!

つられて私も

『え!お釣りを落としてしまいましたか?大丈夫ですか?』

私も釣られて禁句言ってしもうたがな!

いやもう後部座席は大慌て。

落とした小銭はそのままでいいから。と、改めて

お釣りを渡し、そのまま降車。

急ぎ足でテスト会場へ向かって行きました。

めでたしめでたし。

 

ま、一応 すぐに後部座席に落とした小銭を拾っておこう。と

探してみたものの、一つも落ちていないではないか。

 400円のお釣りなんだが、一枚も無いよ。

え!??もしかして慌てつつも彼、拾っておきながら

私からさらに400円受け取ったか??

 

合計800円のお得なり。。

 

おいおい 将来大物になるぜよ。

 

間違ってもその能力

 負の方向には使うなよーーー