男は滅多に泣かないし、女性より強いものという風潮がある。これは日本だけでなくて世界の殆どはそうなのではないかなと思う。


だけど少なくとも自分は弱いと思う。女々しい、という言葉もある。漢字がより男を批判しているかのようだ。いやこのさい性別なんてなんでもいい。とにかく男だからって強いわけではない。


ネットで離婚をきっかけに人生を終わりにしたい人たちの言葉を見ていて共感しかなかった。男女どちらもそのようなものを見つけられた。そのような話に、やや厳しめの言葉も見かけられた。でも厳しいものは激励にも見えた。


共通しているのは、終わりにしてはいけないという意見。詳しくはよく分からなかった。あの世でよくない目に遭うとか、来世の話とか、思想の話が多かった。それを根拠に終わらせないという選択ができるほど関心のつよい思想を自分はもっていない。今思えばもっていればよかった。


終わりにしてはいけない、その意見に対してもっと楽観的なコメントもあった。これで自由だ、良かったね、そんなようなコメントだ。確かにそうなのかもしれない。でも本当にそう考えられるほど、失ったものを軽視できないのが今のところ。


他にも、子供とは一度別れても、またいつか会えるよ、みたいなコメントも。

確かに生きていればチャンスはあるかもしれない。特に子供の成人後は面会は大人になった子供自身の意志次第。だけど、もうその頃には、「昔いたおじさん」程度しか思いはないかもしれない。それに、それまでの各種イベントは関われない、普段は関われないのだから、大人になったら逢えるというのは、やはり気休めにもならない気がする。