こうしたデジタル乗り遅れの話はずっと前から言われて、わかりやすいのはFAXの話。


いつもの論調はきまって国際競争に負けてしまうから何とかしないと、という流れなのだけど、そんな事は外野が言わなくても結果に全て表れてくる。


こうした競争に負ける要素がでてきたとして、どこに皺寄せがいくかといえば、真っ先には賃金が上昇しない問題。物価が上がっても賃金が上がらないのは、労働対価が物の価値に対して上がらないから。非効率な仕事を国全体でしているなら当然の結果となる。


一方で、そんな低賃金な国であっても何とかやっていけている事は見逃せない。非効率ながらやれているのはなぜなのだろう?過去の資産を食い潰しているだけかもしれないけど、何かがあるはず。それが何かを探る研究をしている人はいるのだろうか。文系こ大学の先生あたりでいそうな気がする。