殿堂入りの薔薇 part-1 ~神代植物公園2016 その16 | 明日の朝まで話そうか

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こんにちわ、こんばんわ、おはよーございます、ジョン・です。

 

しつこく続けてきた神代植物公園バラ画像、いよいよ最後の特集です。

 

今回から2回に亘って、世界ばら会連合が選出した世界殿堂入りしたバラを紹介します。

 

世界ばら会連合は、ロンドンに本拠地があり、

世界40か国のばら会が加盟する世界的な組織です。

 

そのばら会連合が、3年に1度開催する世界ばら会議で、

毎回1品種、殿堂入りするバラが決められるのです。

 

選定基準は、世界中のどの環境でも育てやすく人類普遍の美意識によるものだそうです。

 

今回、神代植物公園では、その殿堂入りしたバラ(16品種中14品種)が咲いていたので、

それを全2回で紹介します。

 

 

☝ 「ピース」 (フランス産)☝

 

殿堂入り第1号となったフランス・メイアン社が作出した名花。

 

第2次大戦中メイアン社のあるフランス・リヨンにも戦火が迫り、

苗木をアメリカの領事に託して、危機から逃れさせた。

 

その苗木から誕生したのがこのピースだそうです。

 

 

☝ 「クィーン・エリザベス」 (アメリカ産)☝

 

当時戴冠したばかりのエリザベス2世に捧げられたバラ。

耐病・耐寒・さらには暑いところでもへっちゃらな最強級の屈強なバラです。

 

 

☝ 「ドフトボルケ」(ドイツ産) ☝

 

「フレグラントクラウド」(香りの雲)の別名を持つほどの、

素晴らしい強い香りを持つバラです。

 

 

☝ 「アイスバーグ」(ドイツ産) ☝

 

アイスバーグとは氷山の意味。

「シュネーヴィッチェン」の別名も持ち、こちらは白雪姫の事を指します。

 

白バラの最高傑作と評する方も多い様です。

 

 

☝ 「ダブル・ディライト」(アメリカ産) ☝

 

香りと花の形状、両方が楽しめる...そんな意味を持つバラです。

(私が撮ったものは残念ながら少々、形が崩れています。)

 

 

☝ 「パパ・メイアン」(フランス産) ☝

 

メイアン社の創始者・アントワーヌ・メイアンにちなんだバラ。

ちなみに作出者のアラン・メイアンはアントワーヌの孫。

そしてピースを作出したフランシス・メイアンはアランの父です。

 

黒薔薇の代表的な名花と言えるでしょう。

 

 

☝ 「パスカリ」(ベルギー産) ☝

 

復活祭に捧げられる純白の花の意味を持つバラです。

作出される際、クィーン・エリザベスが交配の片親として使われているので、

血統書付きの名花みたいな感じですね。

 

殿堂入りのバラの前半はここまでです。

今回は殿堂入りの第1号から順番に7つの薔薇を紹介しました。

 

次回、残りの7つを紹介して、

神代植物公園のバラ画像を終了したいと思います。

 

なお、今回の画像は5月中旬に撮影したものです。

 

神代植物公園の開園時間は9時30分~17時まで。

ただし、入園は16時まで。

毎週月曜日が休園日になってます。

 

入園料は大人500円65歳以上は250円

中学生は200円小学生以下は無料です。

 

 

さて、今夜これくらいにしたいと思います。

ではでは~。