宮城・多賀城からこんばんわ。
蒸し暑い日々が続いてますな・・・。
私は連日ベッドでうなされながら(苦笑)、深夜に眠りについております。
これを御覧の皆さんも・・・まあ、私と同じ状態の方はそんなにいないでしょうが(苦笑)、似たような苦しみを味わっていらっしゃるんじゃないかな、と思います。
いやはや、蒸し暑さと余震の多さに、節電・・・。
今年はいつも以上に、いろんな事に意識しなくちゃいけなくて、やんなっちゃいますな。
むぅ。
さて。
9月11日が来ましたな。
まあ、言わずもがな「震災」について語るわけですが・・・。
あの「3.11」から今日までの半年で、私はこれら3つを知りました。
【人と人とのつながり、その暖かさ】
【「当たり前」が当たり前であることのありがたさ、その再認識】
【ラジオに対する自身の価値観、その変化】
では、順を追って話しますかね。
★【人と人とのつながり、その暖かさ】
以前のブログにも記述してますが、あの日私は茨城県水戸市で地震に遭遇しました。
バスツアーで移動中の折り、バスが横に激しく揺れました。
車内で流れるNHKのラジオ。
そこから聞こえたアナウンサーのコメントでバスツアーは中止になりました。
「宮城県、津波の予想の高さ、6m」
行きは高速道路で5時間前後の道のりだったのに、帰りは一般道で27時間近くかかりました。
その長時間移動が終わり、徒歩で帰宅すると、近所の人が涙を流しながら、私たちの無事を喜んでいました。
家族じゃないんだけど、近所なんだけど、私たちの事を心配してくれる。
その思いだけで、私は胸が熱くなりました。
数日経ち、電気が復旧した際、私はケータイの電源を再び入れました。
電気が復旧していない間、充電が切れるのを心配していたので、ケータイの電源を切っていたんです。
電源を入れると、私の安否を心配する、メールや電話の着信がいくつもありました。
確か電気が復旧したのは、3月14日か3月15日だったと思います。
私はその日、静かに泣いてました。
あまり私は滅多に泣くことなかったんですが・・・静かに泣いてました。
むしろ、感動していました。
「こんなデブ野郎の私を心配してくれる人が、こんなにもたくさんいるのか」と。
泣いた夜、外は確かに寒かったけど、寒く感じませんでした。
泣いたせいで、身体が熱くなった部分もあるんだろうけど、目では見えない暖かみも感じました。
だから、暖かかったです。
時として、住む場所も変わって、環境が変わって、昔付き合ってた人と疎遠になりがちなことはあるけれど・・・。
いやはや、【人と人とのつながり】っちゅーものは、おざなりには決してできませんな。
★【「当たり前」が当たり前であることのありがたさ、その再認識】
生まれてから度々、私は「当たり前が当たり前じゃなくなったらどうしよう」という恐怖感に脅えておりまして。
「友達いなくなったら・・・」
「仕事なくなったら・・・」
そんな感じの恐怖を常に覚えていたせいで、こう感じ思うようになっていました。
「当たり前が当たり前にあるということは、実は恵まれてること。
惰性的に生きて、人生をムダにしちゃいけない。」
そんな事を常に思ってた折に、あの大震災が起きました。
実際に、電気・ガス・水道がなくなる環境というのは、可能性として想定はしていたものの、こんなに不便だとは、正直思っていなかった私。
何かしらに依存してると、アタフタして何もできなくなる・・・その現実を実感するハメになりました。
【「当たり前」が当たり前であることのありがたさ】を学習するきっかけになったのが、震災というのは、なんだか複雑ですが・・・(汗)
★【ラジオに対する自身の価値観、その変化】
私は普段からラジオを多く聴いております。
テレビ好きを「テレビっ子」と表現しますね。
あれを流用するなら、私はいわゆる「ラジオっ子」ってやつです。
そんな「ラジオっ子」の私が、震災によって、私の中の「ラジオに対するスタンス」が変化しました。
具体的に言うと・・・
震災前は、言うなれば「休憩所」。
音楽とトークを聴きながら、ゆったりと癒される「気分転換」の場所みたいなもん。
ビジュアル化するなら、オフィスビルの高い階層にある「喫煙所」かなあ?
6畳ほどの広さがあって、ベンチがあって、外も見える空間。
震災後は、言うなれば「宿泊施設」。
音楽とトークを聴きながら、他の事を忘れながら心を落ち着かせる「プライベートルーム」のような場所。
ビジュアル化するなら・・・駅前にある一般的なホテルの「シングルルーム」ってとこかな?
そのまま寝れるようなベッドもあり、机もあれば、テレビもある・・・。
そんな空間。
ぶっちゃけて言えば、ラジオに対するウェイト(重要度)は変わらないし、スタンスが変わったからって、私の生活やその他には何ら影響はないんですけどね(苦笑)
私でさえ、ラジオを聴くスタンスが変わったり、人とのつながりの暖かみを感じた【影響】が出たんだから、今回の震災がもたらした影響ってのはハンパないですよ。
・・・「ぽぽぽぽーん」もいろんな意味で影響受けましたね(笑)
そういえば。
今や滅多に聴かないなあ・・・(汗)