高円寺にも美味しいお寿司屋さんがあるんです。
高円寺駅南口から徒歩5分ほどの住宅街にある
鮨時成（ときなり）
https://twitter.com/narisa65fish
親方は佐藤成人（なりひと）さん、５４歳。
弁天山美家古さんをテレビで見てから寿司を志し、築地の鮨文で
長い間研鑽を積み、2014年御徒町に鮨時成開店。やむを得ない理由で
お客さんの紹介で2016年、高円寺に移転。
握りは丁寧に、綺麗にをモットーに。鮨文時代、相当な数を握り経験を積んだ。
ご夫婦で営業しアットホームな雰囲気の中寿司を楽しめる。
そして温かな人柄が人気を呼び、毎日満席の人気店。
おまかせは12000円とリーズナブル。
まずはもずくと塩辛。
お酒は日本酒の取り揃えもいいので、チビチビいける。
刺身盛り合わせ
4種類ほどが並ぶ。
煮蛸
しっとり柔らか。箸でも切れそうなくらい。
甘さの塩梅もちょうど良い。
太刀魚の塩焼きを挟んで、握りへ。
まずは玉子焼から。
三河湾の車海老
マキより少し大きいかな？ぎゅっと身が詰まっていて旨い。
シャリは興兵衛一本で。ガツンと来ると思いきや、落ち着いていて
車海老にも合う。
驚いたのは房州の鮑
上に乗っているものは煮こごり。これはなかなか見たことがありません。
鮑のエキスが存分に詰まった旨味の塊。ツメよりしっかりと味わえますね。
馬糞海胆
弁当箱の海胆。不揃いだけど、詰まってる海胆は間違いない美味しさ。
形にこだわらなければこれは正解。
煮蛤
こちらも蛤の煮こごりを乗せて。
旨味と旨味の掛け合わせが口中に溢れる。
それでいてとても柔らかい。秘訣は仕込みにあるようです。
気になる方は聞いてみてください。
握りは11貫、巻物と続いて締めはこちら。
マンゴーシャーベット。
奥様の手作りだそうです。しみじみとこれまたアットホームな雰囲気になります。
築地で培った経験を糧に。そして手抜かりなく旨い寿司を握る。
夫婦で営む心が温かくなる高円寺のお寿司やさん。
気の置けない仲間とワイワイカウンターを囲みたいお店です。