六本木。交差点からミッドタウン方面へ。

飲食店がひしめく六本木スタジオ近く。

スポットライトで浮かび上がるようなファサードを持つ 

焼鶏 輪(やきとり りん)

https://yakitori-rin.owst.jp

 

 

店内はひっそりとカウンター8席とテーブル席。

落ち着いた空間で焼鳥を楽しむことができますね。

お任せコースでいただきます。

飲み物はハイボール知多。ほのかな甘い香りと飲み口の良さがハイボールに最適。

きゅうり浅漬けと枝豆のあずま煮を挟んで、

生湯葉刺身、山楂酒漬けトマト、クリームチーズ焼鳥タレ漬け

丁寧な仕事のつまみにハイボールも進みます。

そして鶏刺し盛り合わせ

胸肉と、もものたたき、そして低温調理のレバー。

中でも美味しかったのがレバー。

しっとりと低温調理で、口溶け良く。レバーといっても全く臭みなし。

ごま油と塩で食べれば舌にレバーのコクを残して、さっと綺麗に消えていく。

仕込みの良さが伺える一品。これはぜひ食べて欲しい一品。

 

ここから焼きに移行します。

カウンターはガラス越しで焼きが見えるのも楽しいところ。

この道15年の丸さんが入魂の焼きを見せてくれました。

まずはささみの山葵乗せ

さっと火を通したささみは中がレア。ふんわりとした食感と山葵のアクセント。

有田鶏のハツ

むぎゅっと弾力よく、噛みしめるほどに肉汁溢れるハツ。

水郷赤鶏のセセリ

長い時間をかけて育てられた水郷赤鶏は旨みに溢れる。

ぎゅぎゅっという食感が特徴。

銀杏を挟んで、比内地鶏のぼんじり

プリプリとした食感で人気の部位。比内地鶏で、且つよく動かす部位なので

ぐっと味が濃い一本。

比内地鶏の砂肝と金針菜

砂肝と言うと固い印象も、しっとり柔らかい。

そして金針菜は甘さを引き立てて。

この日最高だったのがこちら。

骨抜き手羽

手羽と言えば食べにくい一本。しかし骨を抜いておいてくれるなんて!

焼き方よく皮のパリッとさ、脂の乗り、肉の旨みが絶妙なバランス。

締めは比内地鶏卵の魯山人風TKG

魯山人風卵かけご飯といえば、美味しんぼでも書かれた究極の卵かけご飯。

卵を掌で30分あっためるって言うやつです。

こちらはうっすら火を通したものですが食べてみると、確かに美味。

風味が増して、甘みが強くなっている気がします。

 

六本木の喧騒から離れた裏路地で美味しい焼鳥を楽しめる。

ブックマークしておいて間違いないお店です。

焼鶏 輪焼き鳥 / 六本木駅六本木一丁目駅乃木坂駅
夜総合点★★★☆☆ 3.8