焼き鳥屋でありながらも、季節の食材のコースとワインが楽しめる
美味なる四谷三丁目のお店でした。
四谷三丁目。
荒木町など大人のお店が沢山立ち並ぶ、食の街。
グルメな人たちが注目しているエリアの一つであります。
そんな駅のある交差点からすぐにあるお店
炭火焼き鳥とワインのお店 Gallo（ガッロ）
http://www.desse.info/gallo/about.html
普通の焼き鳥もありますが
カウンターでは季節の食材のお任せコースがありましたので、
そちらをオーダー。コースにオーナーソムリエさんの選ぶワインの
ペアリングも楽しんで来ました。
そんなコースから魅惑の組み合わせをいくつか。
まずは
鶏刺し盛り合わせ
鶏は鹿児島の知覧鶏。
上から右回りに胸、ささみ、もも肉。
弾力のある親鳥は噛み締めるごとに旨味に溢れ、甘さも感じます。
合わせたワインは
Tenuta Mazzolino ブラン シャルドネ オートレポー・パヴェーゼ
バナナのような香しい熟成香に、フレッシュでミネラル感たっぷりの酸がキリっとしていて、
知覧鶏の旨味とマッチング。
イカのソテー
青森の美味しいスルメイカ。それに自社農園で育てた
伏見唐辛子、ナスとズッキーニを合わせて。
焦がしたネギとクミンでスパイス感に溢れ、最後にふわっとラベンダーが香る。
クミンとラベンダーの組み合わせが何とも不思議ながら、ベストマッチ。
夏の終わりを感じる一皿でした。
こちらに合わせたのは
Tenuta Monte IliceのAsia
メロンなどのトロピカルな香りが漂い、飲めば適度な酸と
濃い蜂蜜感が、イカのスパイス感によく合います。
お肉も頂きました。
牧草牛のステーキ
柔らかで臭みのないニュージーランド牧草牛のお肉。
赤身でお肉本来のうまいをダイレクトに感じて。
そこにかぼちゃのピューレの甘さが良く合います。
合わせたワインは赤。VALPOLICELLA SUPERIORE
ヴェネト州のトップ生産者、アレグリーニが手掛けるスペリオールという
名前の通り一段上のワイン。
ミディアムボディの滑らかな口あたりとコクのある味わいが、
赤身しっかりのお肉にとても合います。
締めはこちら。
牛出汁リゾット サマートリュフがけ
濃厚な牛骨スープに中にしっとり柔らかな、千葉の生落花生。
味わいと食感が楽しめます。そこにサマートリュフで、香る一品。
これに合わせたのはConti Sertoli Salis iL Saloncello
こちらもミディアムボディ。タンニンが牛骨のスープと渡り合います。
焼き鳥屋さんだけあって、知覧鶏のような鶏肉の扱いも見事ながら
それ以外のお肉や、魚料理も充実。
何より、コースの料理の充実さ、
そしてワインとのペアリングが絶妙でついつい飲み過ぎてしまう事必至。
また、ワイン２９種類飲み放題で2000円もある様なので、ワイン好きには
堪らないお店では無いでしょうか？
炭火焼き鳥とワインのお店 Gallo 四谷 （焼き鳥 / 四谷三丁目駅、曙橋駅、信濃町駅）
夜総合点★★★★☆ 4.0