トマトで出汁なんて!

酸味と旨味の共演に酔いしれた婆娑羅のトマトすき焼き!

この日は京橋で会食。となればそれなりのお店へ。

スクエアガーデンにある婆娑羅(ばさら)へ伺いました。

 

こちらは料亭「青柳」小山裕久が提案する日本料理店。

店名の「ばさら」は、「自由気ままに」の意。堅苦しさとは無縁の落ち着いた空間で、

お客様が自由気ままに創意あふれる料理と選りすぐりのお酒をお楽しみ

いただけます、とのこと。

そして「ばさら」といえば、ミシュランを獲得している「三田ばさら」の系列店。

となれば期待も高まるし、食べるものはおのずと決まってくるところ。

落ち着いた店内は大人に似合います。

カウンター、テーブル席を備えて、いろんなシーンにも対応。

 

この日はこちらの名物、トマトすき焼きを会席で頂きました。

まずはの一杯はスパークリングから。

ローランペリエブリュット

シャルドネとピノノワール主体でさわやかな柑橘系で軽やかな味わい。

これはなんにでも合いますね!

そして前菜はチョイスでこちらの名物、前菜盛り合わせである文箱八寸。

プラス1000円ですが、こちらをお勧めします!

 

見てください!出てきた瞬間にありがちだけど、

「味の宝石箱やぁー」と言わずにいられないです笑

上段右から、

鯛のこぶ締めにこんにゃく、クリームチーズのアンチョビ風味、いくら

玉子焼、伊達焼、豆のお浸し、海胆クリームを塗った烏賊

蛸煮、アスパラベーコン、源氏焼

ししとうとじゃこ、なると金時、茄子と紫蘇、ミニトマトポン酢マリネ

下段にはホタテのポン酢ジュレ

そして稚鮎と、どれをとっても目に、そして舌に美味しいものばかり。

お酒もついつい進んじゃいますね。

 

そして次にメインであるトマトすき焼き!!

このお肉を見ただけでテンションがあがっちゃいます!!

そしてこれがトマト。

バジル、たまねぎと共に供されます。

 

こちらのすき焼きは店員さんが調理してくださるので

間違いな味付け、そしてベストなタイミングで食べることができます。

熱が通るとトマト香りが広がります。

 

たまねぎ、トマトと牛肉を調理する。

とてもすき焼きには見えないのですが・・・

完成~

絡みやすいように少し火を通した玉子と一緒に。

 

トマトの存在感がはっきりとありますね。

 

お肉、玉ねぎ、トマトを玉子につけて、一緒にいただきますっ!!

口に入れれば甘味と塩味と酸味の共演!口の中に旨さがほとばしります!!

トマトって酸っぱいだけじゃなくて、意外と出汁が出てこんなに美味しいとは!

意外な組み合わせに、ただただ箸が進みます笑

締めはこのトマトの旨味の出た割り下をつかって、

平麺のタリアテッレですね。

これがまた旨味をすべて吸ってるから、美味しいのなんの。

いつまでも食べていたくなる危険な締めでした笑

そしてデザートも。和三盆ソフトです。

甘味でサッパリと締めます。

 

 

トマトとすき焼きの意外な相性に驚きと感動。

さすがミシュランの星を獲得する味!これは一度は食べてもらいたい!

京橋駅直結なのでアクセス至便。カウンターと奥まったテーブル席もあり

シチュエーションに応じた利用も可能。利用価値の広いお店だと思いました!

 

婆娑羅懐石・会席料理 / 京橋駅銀座一丁目駅宝町駅
夜総合点★★★★ 4.2