コンサルタントとしてイタイキーワード、
その2でございますが、
本日は音楽も好きな小生でもなるべく聞きたくないマーチ
『デスマーチ』 でございます。
決して『デスメタル』や、無理矢理『デトロイトメタルシティ』の事を言いたいわけではございません。
■デス・メタル/ディスメンバー
■デトロイト・メタル・シティ

今晩はコンサルタントのデスマーチを奏でさせて頂きます。
このマーチはコンサルをやっておりますと、必ず遠くの方からうっすらときこえてきます。
(とりあえず『おもちゃのマーチ』をイメージしておいていただければ甚だ幸甚でございます)
しかし、そのマーチは
タッタカター、タッタカター、タッタカター ではなく
大丈夫?、大丈夫?、大丈夫? と、
この調べがおよそ2週間ぐらい会社で続けて聞こえてきますと、
本格的なデスマーチの開始でございます。
つまりプロジェクトがトラぶり、プロジェクト復旧に向け、湯水のごとく人員が投入されます。
利益度外視でここまでやってよいのだろうか?なんて心配は関係なく人がつぎ込まれます。
トラブルプロジェクト普及の為の、人の投入のされ方がこの言葉を作り出したと言っても間違いではございません。
更に交通渋滞同様、こんな出来事の先頭は誰なのか誰もわからない状態が、
デスマーチの特徴でございす。
そして、マーチングバンドに参加させられるほうも大変で、
①背景がまったく分からないところでの復旧作業、
②クライアントに挨拶する時に流れるツメターイ空気、
これぞコンサルタントの妙味!でございます。
しかし、システム系のデスマーチであればキーボードをたたいて会話無くで、まだ気が楽ですが、
それ以外のデスマーチに入るともう、、、。
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こちらは分かりやすく良書と思われますので、ご推薦させていただきます。
このたびブログで書かせていただこうと思った際に、デスマーチなぞ経験したのは私くらいかと思いまして、念のため「デスマーチ」でググリ増したところ、出てくる、出てくる。
コンサルタントのみなさまおつかれさまでございます。
最後に、一度デスマーチを奏でた指揮者の方は、どんなに儲かる案件があったとしても、リスクマージン40%を更にのせないとプロジェクトを受けてはならぬ、といったご褒美をいただいておりました。
