コミュニケーションのトレーニングを行っていると、メールコミュニケーション関連の相談も多い。

特にメールが多すぎて、メールの対応に一日の30~40%の時間を使い、

本来やるべき事が出来ないマネジメントの相談もあり。


そのなかで、メール文化浸透により、『部下が直接相談に来なくなった』

『目の前にいるのにメール?』、でどうしたら良いかわからないマネジメントも。


マネジメントトレーニングでも、よく、『そういう輩はけしからん』、本当に部下に非があるかを疑い、職場の動きを分析。

「相談に直接来れば簡単に終わるし、その方が良いのにメールを送ってくる。」

という話になるが、


『メールの内容と表情の関連』がコミュニケーション阻害を生む、という仮説。

以下チェック事項


(メールの内容)

自分がPCモニターを見ているときはどんな内容を読んでいるか?

管理職になると目標数値、業務管理、相談、更に社長、役員への報告、

読むにも打つにも、内容は軽いメールだけではないはず。

別に自分では怒っている訳ではないが、、、、、


(表情)

そんな重要度の高いメールを読み書きする場合には、モニターに向かって顔が『真剣』、『深刻』、

時には『しかめっつら』になっているケースはないか。

年をとれば○眼の絡みもあり、にらんでいたり。


(そこで)

『そんな顔を部下は見ている。』

(モニターを見てニコニコしていたらもっと恐い人もあり。。)


『そんな時に報告や何気ない会話をしに行こうと思うか?』

『悪いことこそ早く報告』と教えられたが、しかめっ面だったらそれも難しい。


『パソコンの形態、おき方』チェック

 ・ノートPC、、、、、斜め下しか見ていない。 部下を見るときは上目遣いになっていないか。

 ・デスクトップ、、、、表情は部下から丸見えです。

 17インチ以上のモニターは時として、部下とコミュニケーションとる際の『壁』になる。


『人の目を見て話せ』、と指導するものの

部下からの報告の際に、目をあわさずモニターを見ながら報告を聞いていないか?


部下が来ても間にモニターがあったら、『壁』があり。

『名刺を渡すときは机越しに渡すな』、と言う人に限ってモニターを間にはさんで話す。


unconsciousな所で、マネジメントはどんどん部下と壁を作るようだ。





■今日の逸曲 『Dreamer』 (Lazy/宇宙船地球号)


仕事先で貸してもらった一枚。

まぁまぁこういった方がいらっしゃるもの。(感謝)

この一枚はジャパメタのさきがけとなるものと思っている。
レイジー
宇宙船地球号
ラウドネスの前身ともいえるバンドとなったが、
やはりメタルへのブレークメジャー前の荒削りなところが
逆に歌詞、曲にエッジを効かせている。
特に一曲の 『Dreamer』 10年ぶりにオリジナルが聞けた。(感謝)