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東京へ行ったら絶対に行こうと思ってました。
そう、それは東京都現代美術館!
なんでって、この『日本ファッションの未来性』が開催中だからです!!!

東京にせっかく来たのに、これを逃しちゃ台無しだー!と思って、閉館1時間前に駆け込み。

初めての土地で右も左も分からなかったのですが、かかしくん達が駅から美術館まで道案内してくれたおかげでスムーズに到着できました!

時間に余裕が無かったので、特撮の方は泣く泣く急ぎ足で回覧して、ファッションの展覧へ。

特撮の方は割と盛況していたと思うのですが、こっちの展示はガランと空いていました。
まあそりゃそうなのかな?
世の中ファッションを美術館で見ようと思う人は少ないのかもね…
(ファッションは芸術だって言って、一体どのくらいの大衆が当たり前だと答えるんだろう。。)

ちょっとさみしい反応だなと思いつつ、
でもこれはなんにもない若造(=私)がホンモノの服を間近で見られる唯一のチャンスだ!と思って、突撃しました。

普段は『疲れてる、眠そう、死にそう(w)』と言われる私の目が、この日だけは少年の輝く瞳だったと思います!

上から下から、前から後ろから…現物を間近に、180゜見て感服。
映像や写真じゃ絶対に感じられないリアルがありました。
素晴らしい。


そして、あの時代、なぜ日本のファッションが前衛的なファッションとして評価されたのかを少し感じられた気がします。
狙った服を創るという姿勢が東京のデザイナー特有の色だったのではないかなと思う。


ただ、個々の作品を間近で見てそれぞれから感じるものは多かったのですが、この展覧が日本ファッションの未来性を打ち出すものであったかは…疑問です。

特に海外巡回の後に付け加えたという4部は要らなかったと思う。

サブカル系に繋げちゃうと、逃げだなと思っちゃいますね。

あと未来性を主張するなら、現代人をどう捉えますかってアプローチがもうちょっと要るんだったんじゃないかと。
日常に潜む物語って解釈は…川久保さんヨウジさんの作品がそれに繋がってるんじゃちょっとお粗末ですよね。

日本の未来のファッションなんてなかなか見えてくるもんじゃないけど、期待していた分もう少し提案して欲しかったです。

でも私も考えて答を見つけなきゃと思うきっかけになりました。