J「キョウコサーン!お紅茶飲みたーい!」
J「キョウコサーン!次はコーシーが飲みたーい!」
J「キョウコサーン!お腹減ったー!」
K「シリアル食べる?」
J「サンドイッチ食べたいなー!」
J「キョウコサーン!お薬飲みたーい!」
J「キョウコサーン!このお薬デカ過ぎるから半分に切ってぇぇ~」
J「キョウコサーン!キョウコサーン!」
何だこれは。。。地獄だ。。。自分の朝飯も食えん。。。
J「キョウコサーン!ボク、臭いから体拭いてー!」
知らんのだよ介護の仕方を。ちょっと動かすと悲痛な叫びをあげるのだ。濡れタオルで体を拭いてたら
J「すぐに乾いたタオルで拭いて!ボク、濡れたままなんてヤッ!」
つまり濡れタオルで拭いてその直後に乾いたタオルで拭け、と。右手に濡れタオル、左手に乾いたタオル、である。
J「拭いたらベビーパウダーをたっぷりかけてね。」
J「キョウコサーン!おひげも剃りたいからかみそり持ってきてー!」
J「お肌傷めたくないからせっけん持ってきてー!」
J「キョウコサーン!鏡ないとヒゲ剃れなーい!」
J「キョウコサーン!新しいテーシャツ持ってきてー!」
J「黒いテーシャツはイヤッ!白いのがいいの!」
そろそろ殺人の時である。。。。
K「あのね、ジョンさん、キョウコサンがいちいちやってやることに対して、いちいちいちいち『ありがとう』って言ってくれても一向に構わないんだよ」
J「・・・・・・。そうだよね。キョウコサンがいなかったらボク、どうしていいかわかんない!」
そらそうだろう。どうしていいか、わからんだろうな。今のジョンさんはキョウコサンがいてナンボである。
J「キョウコサーン!ジュース飲みたーい!ありがとう!」
J「キョウコサーン!新聞持ってきてーっ!ありがとう!」
J「キョウコサーン!メガネないと読めないしぃ~!ありがとう!」
J「キョウコサーン!メガネ落っことしちゃったーっ!ありがとう!」
J「キョウコサーン!お鼻かみたーい!ありがとう!」
首絞めたろか。。。数分おきである。。ちょっと動いただけでも地獄からの叫びのような声出すのでそれを聞いたら様子を見に行かなくてはいけません。リハビリとか言って(早すぎなんだよ!)動きたがります。元々ジッとしてられない男の子なのでほとほと困ってます。
ジョンさんの仕事仲間がフレームを

立てたら、ね。
キョウコサンは屋上から簡易便所をくすねてきました。

ばんざい老人ホーム!必要なら車椅子もオンデマンドでございます!
木曜日に開催予定だったらゴル夫妻主催のゴルパーチーもキャンセルせざるを得ないため、参加予定のお友達にメールメール

第二夫人がひどく心配してやってきました。で、寝室のテレビを見るなり、
Ke「このテレビ、ナニ?」
J「画面が途切れるのよ。頻繁に画面が黒くなるの」
Ke「これじゃぁ寝ててもつまらないわよ。あたし、液晶の安いやつ買って来てあげるわ」
じゃーよろしくって訳にいかんのです。買うのはいいんですが金を払うのはジョンさんです。カードの支払いには暗証番号が必要です。いくら第二夫人とはいえ、暗証番号を教え合うのはお互い気が乗りません。つまりキョウコサンが行かなくてはいけないのだよぉ!
K「じゃー買いに行こうか。。。」
J「いってらっしゃーい!!!」
疲れすぎてゲロ吐きそうである。それでも行かなくてはいけない。
買って来て、古いテレビを除けて、新型?液晶テレビを設置。現代のテレビは設置してホイと見られるものではありません。チューニングをしなくてはいけないのです。リモコンに電池を入れ、ホイホイ自動チューニング。
J&Ke「キョウコサーン!キョウコサーン!このテレビ、何か操作しなきゃダメみたい!OKって押せばいいの???」
おまえら。。。イングリシュゥだろう。。。英語読めんのかぁっ!

K「OKでもNOT OKでも押したところで爆発しねぇよ」
地域を選択するところがありました。二人のイングリシュゥ、聞かれている意味は分かっているのですが、リモコンの操作方法が分かっておりません。二人まとめて殺してやろうか。。。
無事チューニングが済み、きれいな映像が配信されます。
J&Ke「キャーッ!きれい!すてき!音もいいわ!」
二人で大はしゃぎ。。キョウコサン、どっと疲れて空き箱片付けます。
Ke「DVDも内蔵よ!」
J「マダガスカルが見れるわ!キョウコサーン!マダガスカル見たーい!ありがとー!」
DVDを放り込み、口達者な子どもをおとなしくさせます。
J「キョウコサーン!マダカスカル終わったからテレビ見たーい!ありがとー!」
J「キョウコサーン!リモコンの使い方わっかんなーい!ありがとー!」
朝、お好み焼きでも作ろうと、キャベツとモヤシを買ってきましたがそんな気力全くなし。冷蔵庫にご飯もなく、途方に暮れてたらゴルパーティー参加予定のお友達が

T「ご飯持っていこうか??」
K「ほんと?」
T「うん。今外出中だからすぐって訳にはいかないけど、持ってってあげる」
K「キャーッ!うれしい!マヂうれしい!」
がんばってるキョウコサンにこれは神からのご褒美である!
お砂糖500杯くらいかけてお言葉に甘えました。
カレーとケーキとスコーンとサラダの差し入れ。キョウコサン、いつもの倍くらいガツガツ食いました。
おいちいカレーをお腹いっぱい食べて幸せ気分





K「もしもし?」
T「もしもし?ジョンさんのこと聞いたよ。大丈夫?」
K「ジョンさんは腹立つほどすこぶる元気だよ。問題はキョウコサンだよ。倒れるって。」
T「明日、ご飯作りに行こうか?」
K「ほんと?」
T「うん。こういうときこそ助け合わないと!」
K「ありがとう!ありがとう!」
そうか。お友達にお願いすればよかったんだ。すっかり忘れてた。っつか思いつくだけの余裕が全くなかった。海外に住んでると、お友達の存在は家族より巨大です。遠くの親せきより近くの友達です。ありがたい。100回言っても足りんくらいありがたい。
とりあえず、キョウコサン、がんばって生き延びています。