品川ナンバー | [A] Across The Universe

品川ナンバー

先月末のこと。
ナンバー変更のために鮫洲の陸運へ。

業者に頼むと手数料で数万とられるようだが、自分でやるとナンバー代、車庫証明と数百円の手数料だけで済む。
ナンバー変更は自分で済ませるに限る。

春に引っ越してからそのままにしていたナンバーを「品川ナンバー」に変更。
これまで「足立」、「習志野」と経由して、ついに憧れの「品川」。


[A] Across The Universe-number



北海道の田舎に住んでいた小学生時代。
横浜から地元に帰ってきた方の車(白のスカイライン・ジャパン!)のナンバーが「横浜」で、いつも仲間で近寄ってうらやましそうに眺めていたことを思い出す。
当時は「品川」と「横浜」が格好いいナンバーの代表だった。

あれから30年。
妻からは、「願い続ければ、いつかは叶うもんだね」などと言われながら、実際にナンバーを付けてみると、愛車レガシィも少しだけ喜んでいるような気がする。


品川ナンバーが憧れ、などと言っているのも我々の年代だけ、それも地方出身者が多いんだろうな。



最近の若者は、本当にクルマに興味を示さない。

会社の20代半ばの青年に聞いても、好きな車もなければ、車種自体まったくわからない、という答え。
「トラックと乗用車の区別はつきます」などと言われると悲しくなる。
そりゃ置いておくだけでコストはかかるし、公共交通機関は便利だし、都内ではクルマを持つ必要性は低い。
それにしても、いつか乗りたい車くらいあっても良さそうなものだが。


売れるからという理由でミニバンやコンンパクトカーばかり作っているメーカーにも責任はある。

スカイライン、シルビア、レパード、117クーペ、セリカ、ソアラ、スープラ、プレリュード、RX-7・・・
昔は、国産でも乗ってみたいと思わせる車はたくさんあったのに。