君看よ双眼の色
昨年、鍵山秀三郎先生の講演会でお話しいただいた詩がある。
相田みつおの「憂い」と言う詩だ。
君看(み)よ双眼の色 語らざれば憂いなきに似たり
先日の昼、何気なくTVを見ていると、ちょうど中川翔子の母が娘に書いた手紙を読んでいるところだった。
翔子が生まれた時は、母子とも非常に危険な状態だったこと。
翔子が9歳の時に父親が亡くなり、母親は絶望の縁にいたこと。
思春期に翔子がいじめに遭い、不登校、引きこもりになってしまったこと。
自分の感情のコントロールが出来ない翔子は、暴れ回り、父親の写真をすべて焼き捨ててしまったこと。
泣き疲れて眠ってしまい、そんな翔子を毎晩抱きしめながら母は眠っていたこと。
そんなエピソードを盛り込みながら、世界一大切な娘へ、と愛情あふれる手紙が母により、とつとつと読まれた。
少し微笑みながら聞いていたしょこたんだったが、自分から父親の話を始めた途端、堰を切ったように涙があふれて嗚咽が漏れた。
「今まで一度も謝れなかったけど、本当にごめんなさい」
振り絞るように出したその言葉は、見ている者のこころに響いた。
君看よ双眼の色
語らざれば憂いなきに似たり
人にはそれぞれ、目を見ただけではわからない、心の奥深くに憂いを持って生きている。
そんなことを、彼女のの涙からあらためて感じた。
鍵山先生が朗読してくださったのは、この詩。
憂い
相田みつを
むかしの人の詩にありました
君看よ、双眼の色
語らざれば、憂い無きに似たり
憂いが無いのではありません
悲しみが無いのでもありません
語らない、だけなんです
語れないほど、深い憂いだからです
語れないほど、重い悲しみだからです
人にいくら説明したって
まったくわかってもらえないから
語ることをやめて
じっと、こらえているんです
文字にも、ことばにも
到底表わせない
深い憂いを
重い悲しみを
心の奥深く、ずっしり沈めて
じっと黙っているから
眼(まなこ)が澄んでくるのです
澄んだ眼の底にある
深い憂いのわかる人間になろう
重い悲しみの見える眼を持とう
君看よ、双眼の色
語らざれば、憂い無きに似たり
語らざれば、憂い無きに似たり
相田みつおの「憂い」と言う詩だ。
君看(み)よ双眼の色 語らざれば憂いなきに似たり
先日の昼、何気なくTVを見ていると、ちょうど中川翔子の母が娘に書いた手紙を読んでいるところだった。
翔子が生まれた時は、母子とも非常に危険な状態だったこと。
翔子が9歳の時に父親が亡くなり、母親は絶望の縁にいたこと。
思春期に翔子がいじめに遭い、不登校、引きこもりになってしまったこと。
自分の感情のコントロールが出来ない翔子は、暴れ回り、父親の写真をすべて焼き捨ててしまったこと。
泣き疲れて眠ってしまい、そんな翔子を毎晩抱きしめながら母は眠っていたこと。
そんなエピソードを盛り込みながら、世界一大切な娘へ、と愛情あふれる手紙が母により、とつとつと読まれた。
少し微笑みながら聞いていたしょこたんだったが、自分から父親の話を始めた途端、堰を切ったように涙があふれて嗚咽が漏れた。
「今まで一度も謝れなかったけど、本当にごめんなさい」
振り絞るように出したその言葉は、見ている者のこころに響いた。
君看よ双眼の色
語らざれば憂いなきに似たり
人にはそれぞれ、目を見ただけではわからない、心の奥深くに憂いを持って生きている。
そんなことを、彼女のの涙からあらためて感じた。
鍵山先生が朗読してくださったのは、この詩。
憂い
相田みつを
むかしの人の詩にありました
君看よ、双眼の色
語らざれば、憂い無きに似たり
憂いが無いのではありません
悲しみが無いのでもありません
語らない、だけなんです
語れないほど、深い憂いだからです
語れないほど、重い悲しみだからです
人にいくら説明したって
まったくわかってもらえないから
語ることをやめて
じっと、こらえているんです
文字にも、ことばにも
到底表わせない
深い憂いを
重い悲しみを
心の奥深く、ずっしり沈めて
じっと黙っているから
眼(まなこ)が澄んでくるのです
澄んだ眼の底にある
深い憂いのわかる人間になろう
重い悲しみの見える眼を持とう
君看よ、双眼の色
語らざれば、憂い無きに似たり
語らざれば、憂い無きに似たり