平凡を極める生き方 / 鍵山秀三郎 | [A] Across The Universe

平凡を極める生き方 / 鍵山秀三郎

鍵山先生の月刊致知の巻頭の言葉を再収録した本。

一度、鍵山先生にお目にかかったことがあるが、とにかく謙虚さが身体からにじみ出てるような方だった。

他の著書で、取引先との名刺交換の際に、取引先が鍵山先生の部下を社長と勘違いしたことがある、と書かれていたが、それも容易に想像出来る。

愚直に、正直に、真っ当に生きると言うお手本を鍵山先生に見ることができる。

鍵山先生は掃除で有名だが、あくまでも掃除は手段。

心を清めるためには、己を律するためには何をすべきか。

その一つの手段が掃除にすぎない。


我々凡人は、まずはただひたすら掃除を続けてみることから初めてみることだ。

こんなことを家人に言い続けていたら、妻も子供もトイレ掃除を競って行うようになった。

でもこれで満足していては行けない。

心を清めるための第一歩である。

ちなみに、イエローハットのトイレはいつ行っても綺麗に清掃が行き届いており、気持ちが良い。





人の心を穏やかにし、思いやりのある優しい心にするのは、子どもにとっては親の義務であり、会社にあっては、社員にとって経営者の欠かせない責務であります。いまの日本では、家庭にあっては親が、会社においては経営者が、社会ではリーダーがこの責務を怠っているか。まったく気づいていないかのどちらかであり、そのために起こる事件は目を覆うばかりです。


人間の体に栄養が必要なように、心にも栄養が欠かせません。体の栄養は食物ですが、心の栄養は自分の特にならないことをやることです。得することしかやらない人は、心の栄養が欠乏して人間が卑しくなるのです。





平凡を極める生き方―小さな実践が生みだす非凡な力
鍵山 秀三郎
致知出版社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 なぜか、謙虚になれます。