世界金融危機 / 金子勝
グリーンスパンが100年に一度と言った金融危機。
私は仕事柄、経済が真っ逆さまに落ちていくを目の当たりにしていた。
ここまで危機が広がった要因とは何なのか。
それを今一度整理してみたくて読んでみたのがこのブックレット。
投資銀行。
欧米で発達した、この金融の一会社形態が際限ない欲望を追い求めた結果がこの危機だ。
証券会社でもない。
銀行でもない。
この傍目には「かっこ良い」金融会社が利益を莫大な利益を上げ続けるため、他の証券会社や銀行が真似をし始めた。
それもSIV(投資ビークル)という、政府の監督の及ばない形態の会社を介在させることによって。
このSIVは子会社ではないから、どれだけリスクをとっても親会社の銀行の収益には影響がない。
しかし、今回のように金融環境が一気に悪化し始めると、尻拭いをするのは結局親会社である銀行しかない。
かくして、誰もが普通の銀行だと思っていたところが巨額の赤字を計上して政府の資金が必要となった。
このブックレットは、今回の危機のプロセスが非常に良くまとめられている。
結局、頭の良い人たちが無理に金儲けをしようとした結果、自滅したということ。
その怪しい金儲けの裏で恩恵を受けていた経済全体が、とばっちりを受けて大変なことになっている。
まえがき と あとがき が面白い
悪乗りしすぎ
薄い冊子ながら、今起こりつつある危機がどのようなものか、そしてこれからどのようなことが予測され、我々はどのように対処していけばよいのか、しっかりと書かれている。
濃厚な金融危機論
既に古い?
私は仕事柄、経済が真っ逆さまに落ちていくを目の当たりにしていた。
ここまで危機が広がった要因とは何なのか。
それを今一度整理してみたくて読んでみたのがこのブックレット。
投資銀行。
欧米で発達した、この金融の一会社形態が際限ない欲望を追い求めた結果がこの危機だ。
証券会社でもない。
銀行でもない。
この傍目には「かっこ良い」金融会社が利益を莫大な利益を上げ続けるため、他の証券会社や銀行が真似をし始めた。
それもSIV(投資ビークル)という、政府の監督の及ばない形態の会社を介在させることによって。
このSIVは子会社ではないから、どれだけリスクをとっても親会社の銀行の収益には影響がない。
しかし、今回のように金融環境が一気に悪化し始めると、尻拭いをするのは結局親会社である銀行しかない。
かくして、誰もが普通の銀行だと思っていたところが巨額の赤字を計上して政府の資金が必要となった。
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世界金融危機 (岩波ブックレット)
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岩波書店
売り上げランキング: 3502
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濃厚な金融危機論
既に古い?