モリー先生との火曜日 / ミッチ・アルボム | [A] Across The Universe

モリー先生との火曜日 / ミッチ・アルボム

1979年、マサチューセッツ州の大学では卒業式が行われていた。
芝生の上には教授と生徒。

モリーとミッチ。

非常に信頼しあっていた師弟だったが、卒業後は連絡をとることがなかった。


ミッチはジャーナリストとして成功していた。
1994年、ABCテレビの「ナイトライン」を見ていたミッチはそこにモリーが映っているのを見て驚く。
それも、余命数年の筋萎縮性側索硬化症(通称ALS)患者として。

ミッチは車を飛ばして、久しぶりに会いに行く。
残り少ない、毎週火曜のモリーの講義が始まった。

人生、生活、社会。
死が隣にありながら、淡々と会話を重ねて行く彼らの周りの時間は静かに流れる。
静かな強さをたたえて。

私がモリー先生に対して抱く感想は、その柔らかな口調や振る舞いからは想像出来ない「強さ」である。
何者にも惑わされない信念である。
強い信念さえあれば、迷い、嘆き、悲しむことはない。



「死ぬっていうのはね、悲しいことの一つにすぎないんだよ。不幸な生き方をするのはまた別なことだ。ここへ来る人の中には不幸な人がずいぶんいる」



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ミッチ・アルボム
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5 現代社会の垢を落としてくれる名作
5 定価950円のこの重さ・・・
4 素敵な話だと思う。でも人工呼吸器をつけた豊かな生という選択もあったはず。
5 人は皆死ぬ
5 素敵なことば