大空と大地の中で | [A] Across The Universe

大空と大地の中で

年末年始に帰省できなかったため、GWに北海道に帰省。
道東はまだ桜の季節には早く、朝晩は氷が張ることもあるとのことで、服装も春物半分、冬物半分とやたら荷物が多くなる。
しかし結局GW中はほとんど晴れ、冬物は必要なかった。

とにかく空気がうまい。
空が青い。
そして星座も分からないほどの満天の星。
耳を澄ましても、人工的な音が全くしない自然の中。
こんな素晴らしい場所から飛び出して20年。
たまに訪れるからこそ、わかることがある。

今回は両親の知り合いの漁師の方の家を訪れ、昆布拾いとウニ拾いを体験することが出来た。
漁師の方も私がウニ好きなことをご存知で、せっかくのお休みだが家族総出でウニ拾いをしてくださった。
もちろん漁師の方の承諾なしに勝手にウニを拾えば密猟となる。


うみ


この日はあいにく海はシケ気味だが、潮が引くと海藻が顔を出し、そこここにウニが隠れている。
が、素人のわれわれはまったく見つけることが出来ない。
長靴の裏でウニを踏みつぶす「カリッ」と言う音で存在を確認する。
もったいないから割れてしまったウニは、海水で洗いながらその場で胃袋におさめる。
なんという甘さ。
市販されているウニのほとんどは添加物としてミョウバンが使われているために、苦みが加わるのだそうだ。
ウニを見るのもいやがる娘は、試しにと一口食べただけですっかりウニが好物に変わってしまった。

次の日は朝からウニ丼と海藻たっぷりのみそ汁。
いまでも香りと味を鮮明に思い出すことが出来る。

大地と海の恵みを満喫し、今日からはまた電車に揺られる生活。
これでまたしばらくは頑張れるかな。
ありがとう、北海道。