The Sidewinder / Lee Morgan | [A] Across The Universe

The Sidewinder / Lee Morgan

ジャズ・ロックと言えばサイドワインダー、リー・モーガン。

リー・モーガンのトランペットを聞くといつもカリッと揚がった鶏の唐揚げを思い出す。
パリッとした独特な吹き方が大好きだ。
トランペットを「吹き倒す」と言う表現が合っている。
パリッと感を楽しむなら「キャンディ」の方が良いのだろうが、トータルで楽しむならやはり「サイドワインダー」になるだろう。

1963年に録音されたアルバムは、1964年のビルボードのアルバム・チャートで25位とジャズとしては驚異的な売上となった。伝統的な4ビートではなく8ビートだったことから、ジャズ・ロックと呼ばれた。
ジョー・ヘンダーソン(ts)との2管編成が小気味良い。
超有名な1曲目は、ボブ・クランショウ(b)の特徴的なフレーズが始まるだけで身体が動き出す。ちょー気持いい曲だ。これならポップスファンが聞いてもカッコよさが分かだろう。

しかし、何度も聞いているうちに、いつの間にかお気に入りは2曲目のトーテム・ポールになっていた。初めて聞き始めた頃は、心の不安感を増長させるような曲感が苦手だったのだが、今やトーテム・ポールなしのサイドワインダーはありえない。

31歳の若さで、クラブのステージ上で愛人に射殺される。
リー・モーガンは最後までカッコイイのだ。

Lee Morgan
The Sidewinder

1 THE SIDEWINDER
2 TOTEM POLE
3 GARY'S NOTEBOOK
4 BOY, WHAT A NIGHT
5 HOCUS-POCUS
6 TOTEM POLE(Alternate Take)

LEE MORGAN (tp)
JOE HENDERSON (ts)
BARRY HARRIS (p)
BOB CRANSHAW (b)
BILLY HIGGlNS (ds)