ジョンの魂 | [A] Across The Universe

ジョンの魂

敬愛するジョン・レノンが亡くなって今日でちょうど25年。

自分もジョンが死んだ年齢に近づいている。ジョンがイカれたマーク・チャップマンに殺されたときは、自分はまだ小学生だったのに。


ビートルズの曲はもちろん年に何度も聞く。

でもこの時期はジョンの曲ばかり溺れるように聞くのが、自分の中の決めごと。

それも「ジョンの魂」中心に。

名盤「イマジン」はとても大好きだし、良いアルバムだと思う。

でも、アーサー・ジェイノフの「プライマル・スクリーム」の影響がモロに出ており、まさに「ジョンの魂」の叫びが聞こえてくるこのアルバムが、私の心を強く握り締めるようで、逃れられない。


深い悲しみを表すような、重い鐘の音から始まるMother。

Mama don't go.

Daddy come Home.

当時30歳だったジョンが幼い自分を思い返して書いたこの歌詞。

叫び。


Loveでは

Love is real, real is love.

Love is feling, feeling love.

Love is wanting to be loved.

愛とは、愛されたいと願うことなんだ、と自分を肯定し、


そしてGodでは

I don't believe in Jesus.

I don't believe in Budda.

......

But now I'm John.と自己に向き合い、


最後にMy Mummy's Dead.

で母の死に落とし前をつける。

なんと壮絶なアルバムだろう。

ジョンの心の中をさまようようだ。


そしてこのアルバムの10年後。

Motherの鐘でで送り出した過去の自分を卒業し、「Double Fantasy」で列車の発車の鐘のような「Starting Over」を録音した直後、ジョンも旅立つ。


イマジンを聞いてLove&Peaceに浸るのももちろん良し。

でもジョン自身は「イマジン」をそれほど評価していなかった。

『「イマジン」は「ジョンの魂」を聞きやすくして砂糖をかけたようなもんだよ』と。

だって、Imagine there's no heaven.と歌うずいぶん前に

I don't believe in Jesusと言っていたのだから



ジョンの「Happy Christmas」を聞いて、ヨーコのコーラスがもう少し上手だったら・・・(笑)

と思った人は、勇気を出して「ジョンの魂」を聞いて欲しい。

そして、ジョンの心の中身を覗いてみて欲しい。

きっとあなたの心もジョンに覗かれるだろうから。



ジョン・レノン
ジョンの魂 ~ミレニアム・エディション~

1.Mother
2.Hold On
3.I Found Out
4.Working Class Hero
5.Isolation
6.Remember
7.Love
8.Well Well Well
9.Look At Me
10.God
11.My Mummy's Dead