僕が僕であるために | [A] Across The Universe

僕が僕であるために

今日の日経の1面。個人情報保護の特集の中で、私がまさに懸念している事が取り上げられていました。

生体認証。
手のひらの静脈のパターンや瞳の虹彩等で固体を識別するアレです。静脈のパターンや虹彩は個人特有のものだから、暗証番号と違って安全だと言われています。暗証番号は変更が可能で盗まれるけど、静脈パターンは変更がきかないから。確かに現在のところは固体の識別方法としては、非常に安全な手段かもしれません。しかし数年後、静脈パターンを複製できる集団が現れて、情報を盗んだらどうなるのか。遺伝子以外の固体識別法はなくなってしまうのです。恐ろしい事だと思いませんか。

素朴な疑問として、何故指紋ではなく静脈パターンを使うのか。
記事にも書かれてあったが、すでに指紋の複製は簡単に出来るのだそうだ。
いいですか、皆さん。すでに指紋は複製可能な段階まで技術は進んでいるのです。
「暗証番号を誕生日にするのはやめましょう」のレベルではないのです。

近い将来、銀行のATMでは指の血液を瞬時に採血、分析して遺伝子情報で固体認識を始めるかもしれません。でもこうなると、いつの間にか電車の中で採取された自分の髪の毛から遺伝子情報が盗まれて、その遺伝子情報を複製してセキュリティをすり抜ける、なんて妄想も妄想レベルではないかもしれません。クローンの技術がありますから。

そんなとき、遺伝子まで同じ人間が現れたら、どのようにして自分が自分であると証明できるのか。

妄想しすぎですかね。
でも指紋がすでに固体識別には使えなくなっている時代です。

考えると本当に恐ろしくありませんか。