いろんなことを考えた(2)
今回に限らず、生まれた時から娘の入院は長期にわたることが多いため、病院で親しくなるご家族の方も、同じくお子さんの病状が軽くない方が多い。
不思議なもので長く入院していると病院内での人間関係がノーマルに思えてきて、そんな状況というのはお互いに傷を舐めあっている、閉ざされた社会が成立している訳で、外界の刺激が苦痛に感じてしまうくらいの言ってみれば隔離された状況にある。付き添っている親も院内で食事を済ませてしまうと、一歩も外に出ない世捨て人に近い状態になる。そのような中で知り合いになった親御さんというのは、お互い家族に近い心理状態になってしまうことが多く、精神的に頼れる存在になる。あの感覚は、重い病気の子供を持つ親以外には感じられない感覚かもしれない。
そんな頼りになる入院仲間ではあるのだが、外界の普段の生活で私の周囲に普段そのような方がいないために余計に感じるのかもしれないが、お子さんが長期入院されているご家族には、ネットワーク・ビジネス(いわゆるAm○○○とか、その他色々)をバリバリ頑張っている方や、新興宗教をすすめてくる方が多い。
ネットワーク・ビジネスであればまずは健康食品。健康食品から始まって、その他色々発展。新興宗教は、ご想像通り「この間初めてお参りに行ったら、今まで治らなかったのに不思議と治ったんです」と言うのがほとんど。
かく言う私も無宗教と言いながら、溝の口の身代り不動様には毎年お参りしている。
8年以上前、子供が生まれた翌日に緊急手術となったのだが、中野に住んでいるおばが身代り不動様に行ってお札をもらってきてくれたのだ。その日の手術は成功し、それ以来毎年欠かさずお参りに行き、お札をもらってきている。今回の入院でも毎日お祈りしていた。
だから余計によくわかるのです。
「うちがよくなったからここにお参りに行ってみなよ」
「このサプリメント、半年飲んだら発作がピタリと止まったんだから」
そうだな、いろいろやってみよう。娘が元気になるんだったらなんでもやれる範囲で試してみようか。
その一方で、冷静に自分の心に語りかける自分がいるのです。
「お前、全部の神様に毎日祈るつもりか?」
「サプリメント、それって本人が本気で信じればどんな病気でも効くんだよ。ほら、普通の薬だってプラセボ(偽薬)だけで治ってしまう人が「すごい比率で」いるんだからさ。世の中の科学者の中には、所詮薬なんて全てプラセボ効果だと言い切る奴もいるんだから」
だから、私は娘にいつか判断力がついて、信じられる宗教や食品ができた場合には協力するでしょう。本人が良いと思うものは一定の確率で体に良い影響を与えるのですから。これは科学的に正しいことですから。
ああ、でもわからないな。切羽つまったら親として出来る限りの全てのことをするかも。
中途半端な記事になった。
とにかく、そういったいろんな思いを心で理解できたり、理論的に批判できたりするのだ。
ああ、鬱陶しいな、自分!
不思議なもので長く入院していると病院内での人間関係がノーマルに思えてきて、そんな状況というのはお互いに傷を舐めあっている、閉ざされた社会が成立している訳で、外界の刺激が苦痛に感じてしまうくらいの言ってみれば隔離された状況にある。付き添っている親も院内で食事を済ませてしまうと、一歩も外に出ない世捨て人に近い状態になる。そのような中で知り合いになった親御さんというのは、お互い家族に近い心理状態になってしまうことが多く、精神的に頼れる存在になる。あの感覚は、重い病気の子供を持つ親以外には感じられない感覚かもしれない。
そんな頼りになる入院仲間ではあるのだが、外界の普段の生活で私の周囲に普段そのような方がいないために余計に感じるのかもしれないが、お子さんが長期入院されているご家族には、ネットワーク・ビジネス(いわゆるAm○○○とか、その他色々)をバリバリ頑張っている方や、新興宗教をすすめてくる方が多い。
ネットワーク・ビジネスであればまずは健康食品。健康食品から始まって、その他色々発展。新興宗教は、ご想像通り「この間初めてお参りに行ったら、今まで治らなかったのに不思議と治ったんです」と言うのがほとんど。
かく言う私も無宗教と言いながら、溝の口の身代り不動様には毎年お参りしている。
8年以上前、子供が生まれた翌日に緊急手術となったのだが、中野に住んでいるおばが身代り不動様に行ってお札をもらってきてくれたのだ。その日の手術は成功し、それ以来毎年欠かさずお参りに行き、お札をもらってきている。今回の入院でも毎日お祈りしていた。
だから余計によくわかるのです。
「うちがよくなったからここにお参りに行ってみなよ」
「このサプリメント、半年飲んだら発作がピタリと止まったんだから」
そうだな、いろいろやってみよう。娘が元気になるんだったらなんでもやれる範囲で試してみようか。
その一方で、冷静に自分の心に語りかける自分がいるのです。
「お前、全部の神様に毎日祈るつもりか?」
「サプリメント、それって本人が本気で信じればどんな病気でも効くんだよ。ほら、普通の薬だってプラセボ(偽薬)だけで治ってしまう人が「すごい比率で」いるんだからさ。世の中の科学者の中には、所詮薬なんて全てプラセボ効果だと言い切る奴もいるんだから」
だから、私は娘にいつか判断力がついて、信じられる宗教や食品ができた場合には協力するでしょう。本人が良いと思うものは一定の確率で体に良い影響を与えるのですから。これは科学的に正しいことですから。
ああ、でもわからないな。切羽つまったら親として出来る限りの全てのことをするかも。
中途半端な記事になった。
とにかく、そういったいろんな思いを心で理解できたり、理論的に批判できたりするのだ。
ああ、鬱陶しいな、自分!