ダ・ヴィンチ・コード | [A] Across The Universe

ダ・ヴィンチ・コード

10月10日に書いた「フィボナッチ数列」でも触れた「ダ・ヴィンチ・コード」。

先日じっくり味わい尽くして読了した。キリスト教にも、ダ・ヴィンチにも造詣が深くなくてもストーリーを楽しむのに全く問題はない。どころか、宮部みゆきの作品に良く見られる溢れんばかりの「うんちく」も鬱陶しさは皆無でグイグイと筋に引き込まれる。まさに推理小説のエンターテイメントと、知的好奇心を満たす「人に教えたくなる話」が同居する、稀有な本だ。
キューブリックのアイズ・ワイド・シャットが、ディズニーのリトルマーメイドが、ライオン・キングが、聖杯伝説にどのようなつながりがあるのか?
高村薫、桐野夏生など社会派推理小説も良いが、純粋に謎解きを楽しみたいならまさにうってつけ。

作者のダン・ブラウンは両親が数学者と宗教音楽者。奥様が美術史家で画家。なるほど・・・
現在ソニー・ピクチャーズが脚本化の真っ最中とのことで、遠くない将来映像でも楽しめそうだ。

星5つ★★★★★