『著作者人格権』『貌斬り KAOKIRI~』新年会 特別イベント上映終了 | パスタ功次郎

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■『貌斬り KAOKIRI 戯曲「スタニスラフスキー探偵団」より』

2015年/日本映画/143分
監督:細野辰興
出演:草野康太/山田キヌヲ/和田光沙/金子鈴幸/向山智成/森谷勇太/森川千有/南久松真奈/日里麻美/嶋崎靖/佐藤みゆき/畑中葉子/池田薫/木下ほうか


■『著作者人格権』

2003年/日本映画/39分
監督:細野辰興
出演:木下ほうか/大谷志保/澤井隆輔/岡村洋一/パスタ功次郎/高橋明



■草野康太


■山田キヌヲ


■和田光沙


[シネマノヴェチェント「千秋楽」]



去年11月から3ヶ月間に渡ってロングラン上映が行われた、シネマノヴェチェントでの『貌斬り KAOKIRI 戯曲「スタニスラフスキー探偵団」より』が、1月5日(土)、最終上映の「千秋楽」を迎えた。



「千秋楽」は満席の賑わいの「新年会 特別イベント上映」となった。出演者も多く参加し、観客の方々との交流の場となった。

[「新年会 特別イベント上映」トークショー]



『貌斬り KAOKIRI~』出演者から「草野康太」「山田キヌヲ」「和田光沙」「南久松真奈」「嶋崎靖」、『著作者人格権』から僕「パスタ功次郎」が登壇、他にカメラマンの「道川昭如」、殺陣指導の殺陣集団「荒神」から「瀬戸優香」が登壇し、トークショーが行われた。



トークショーでは「舞台」と「映画」が「現実」と「虚構」のように融合される、『貌斬り KAOKIRI~』の「メタフィクション」構造誕生秘話が明かされる。どのようにして細野監督の「創作」が生まれたかに迫った。それに合わせ「舞台」と「映画」で「二重」「三重」となる「メタフィクション」を、俳優達が演じ分けねばならない苦労話が明かされた。

[「新年会」「懇親会」]



上映終了後は恒例の「懇親会」が行われる。映画関係者と観客達の交流の場が今年初の「新年会」となって大いに盛り上がった。




「出演者」と話せたり飲めたりする懇親会はかなり「刺激」が強い感じに見えた。日本映画界の現状が知れる話は、きっと衝撃的だったに違いない。


■「山田キヌヲ」さん


■「和田光沙」さん


■「嶋崎靖」さん


■「南久松真奈」さん

『恋のツキ』『神と人との間』『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』の「山田キヌヲ」さん、『スティル ライフ オブ メモリーズ』『菊とギロチン』『岬の兄妹』の「和田光沙」さん、舞台俳優で演出家の「嶋崎靖」さん、『空(カラ)の味』『可愛い悪魔』『恋愛依存症の女』の「南久松真奈」さん、『屋根裏の散歩者』『モダン・ラブ』『プレイルーム』の「草野康太」さん達の参加で大騒ぎだった。

[「シャブ山シャブ子」]


■「江藤あや」さん

今ネットで騒然の「シャブ山シャブ子」こと「江藤あや」さんが「新年会 特別イベント上映」に参加してくれた。「江藤あや」さんとは2011年、細野監督作・演出の舞台『マルクス愚連隊、原作者Jr.拉致事件なう。』で共演した。「シャブ山シャブ子」と、『著作者人格権』の「シャブ山シャブ夫」、そして『シャブ極道』の監督で「シャブトリオ」となり、「笑い」が起きた。

[「映画館上映」への拘り]

「DVD化」の要望が高い『貌斬り KAOKIRI~』だが、監督は「映画館上映」への拘りが強く、多くの観客に「映画館に見にきてほしい」という意思を語られた。2019年もどこかで再上映を行う方向であることが明かされた。『シャブ極道』『竜二 Forever』の監督の「渾身の一作」はかなり見応えがある「ヤバい映画」。「刺激」が欲しい人にはかなりお勧め。




画像 2019年 1月