前回は「誠意を持って接する」ことを書きました。

では具体的にどうするか?
ってことを書きます。

 

カウンセリングでは実は具体的に何するってことはありません。
しっかり受容的に共感的に聴くだけです。
ときにクライアントにとって効果的な質問やフィードバックをします。

 

自然体とくつろぎのお話会では参加者の方が自由に自分の気持ちを話せるような環境を整えます。
のんびり、くつろいで話してもらうために、和室で座布団を敷いてやること。
世話人として、基本自分から話さず、参加者の方にときどき、効果的な質問や気づいたことを伝えたりもします。

 

ひきこもり支援は具体的にやれることが多いかもしれません。
私は好きなこととして、マラソン、読書、野球観戦、文章を書くことなどがあります。
そういう共通点のある当事者の方がいれば何か一緒にできるかもしれません。
もちろん、当事者の方が
・散歩一緒にしたい。
・ボードゲーム一緒にしたい。
・買い物一緒にしたい。
・キャッチボール一緒にしたい。
・神社仏閣へ行きたい。
など・・・を望めば、同行したりします。
ひきこもり支援って、最初は何か教えるっていうより、
・ただ一緒にいる。
・話し相手になる。
・一緒に遊ぶ。
・一緒に出かける。
っていう感じで、外に少しずつ出る練習をお手伝いするだけなんだと思います。
支援というより「疑似的な友達」「疑似的なお兄さん」「疑似的なお父さん」って感じになれればいいと思います。



私がする支援は「教える」というのはほとんどしません。
ただ当事者の方が最終的に「学校へ行きたい」とか「就職したい」とか言われれば、情報提供はしたいと思います。

 

以上が簡単ながら、私が具体的にできることでした。