今からは人類、ホモサピエンスの新時代

1.旧石器時代から新石器時代
何が一番違うのか、本質的に違うのは何なのか


            図 尖頭器の歴史経過
         尖頭器から有茎尖頭器そして石鏃へ、狩猟の方法は変化発展した。





図 火炎土器、火炎土器、マメ類練り込み土器
こうした土器は、容器や煮炊きの鍋などの実用のための土器なのか。
土器として容器にも、煮炊きにも実用出来るものでは無いと思う。
ではこれらは、何のために造られた土器なのか
情報伝達のため、土器はメディアとして使用された。
土器は第三の道具である
尖頭器のように石器は残る、土器は自由に造形したものが腐らず残せる。
思ったものが作れる、残せる
メディア、情報伝達、記録のためである。


図 粘土板
シュメール文明の粘土板記録、それに先んずること10000年
土器から始まったのが新石器時代、縄文土器の時代である。
編み籠から土器へ、容器として始まり、メディアとしての用途に利用された。

2.縄文土器の時代とは何か
粘土から思ったものが造形できる、土器は腐朽しない
この時期に一番重要なものは何でしょうか。
それは生業の開発でしょう
一番重要なものを造形して残すでしょう。
土器の模様とは何なのでしょうか。


図 土器形式の歴史系列
これまでの土器の形式分類、年表整理の結果


図 生業開発の歴史経過
生業開発の画期を、土器に記録して残しているのでは。
新石器時代の土器の造形は記録文書、歴史書であると考える。


図 農耕開始の歴史を示す
これは栽培種の成立までの記録である


図 太陽暦開発の経過を示す土器 目的は情報伝達

これらの土器は数を示している、2,4、6、8、12、3、5,7 である。



3.文明とは何か

 


図 太陽暦から始まる
なぜなのか
過去を知り、現在を知る、それにより未来を知ることが出来ることになる。
サケの遡上回帰漁、巨大貝塚形成の開始、そして本格的農耕の開始である。

4.縄文時代とは何だったのか

 


図 世界文明の年表
世界文明の起源はどこなのか。
縄文時代が世界文明の起源なのではないか。


4500年間太陽と地球の関係は変わっていないことを立証する遺跡が存在する。

図 金生遺跡の立地と太陽暦観測施設


図 笠無山からの日の出
現代の暦は日付が毎年のように変わっているが、縄文時代の暦は日付が変化していない。




図 二十四節気の暦 観測点
縄文時代の太陽暦は、太陽を直接観測して、立春を起点として、日付は4500年間変わっていないと思う。
現代の暦はシュメール文明以来の星占いの系譜であるようだ。
太陽暦への改暦が必要では無いだろうか。


図 2024年縄文太陽暦への改暦例
現在の暦は、月の暦を再現していない
縄文時代の暦は太陽暦と太陰暦をシンクロさせていた。週を 月火水木金土海日 と8曜日制にしている。
太陽と月は異なる天体で、周期は異なっている
週というのは元々月の満ち欠けを示すためのもの
シュメールでは182日を知らずにいたものか
月の周期を再現できていなかった。


縄文時代の暦は4500年間変わっていないことを証明している
従って、ホモサピエンス誕生以来の立春を起点とすれば、統一された日付のカレンダーが出来る
202024年のカレンダー
星占いの世紀、迷信の世紀からホモサピエンス、現生人類の新世紀へ


 

図はお借りして一部手直ししました