フランスのハーブ散策で見かけた花。

ドイツ語 Gewõhnlichen Natternkopf
学名 Echium vulgare


薬用として使われることはほぼないようだけど、
昔の本ではヘビに噛まれた傷口に塗ると効果があるらしい。

ムラサキ科の植物。
他にルリジサ、コーンフリーなどがこの科に属している。アルカロイドを含んでいて肝臓を傷める可能性があるので、あまり食べないことを勧めているけど、実は少量なら食用可。
きゅうりのような味と食感で、美味しい。

特にルリジサはフランクフルトの春の名物料理、グリューネソース(7種類のハーブとヨーグルトなどを混ぜて作るソース)にも含まれている。


今の時代1%でも危険があると、控えるようにと大々的に書かれるけれど、食べ物は体調、持病、量によって体に起こる反応はさまざま。

色々な社会的背景でハーブが危険なもの、胡散臭いものだと言われることも多々あるけど、
ハーブを勉強すればするほど、地球は人間が健康に生きる為に必要な全てのものを与えてくれていると言う確信がどんどん強くなる。

きちんとした知識をもって、ハーブを楽しみたい
楽しんで欲しいと心から願う。