ドイツでは春から秋まで各地でハーブ散策会が開催される。
私の住むフランクフルトは都会だけど、広い公園や森がたくさんあったり、
または墓地なんかでも行われる。
墓地は墓地ならではの植物が生えてたりで面白い。
例えばツタ。
ドイツ語ではEfeu
ツタは魂が墓地から外に出ないように砦のような役割がある。
このツタ、日常でも立派なハーブ。
サポニンという石鹸成分を多く含んでいて、喉の風邪(石鹸成分がつまった痰を洗い流す)に効果がある。
また葉っぱを数枚洗濯の際に入れると、洗濯洗剤の代わりにもなる。
サポニンを含んでいる植物を瓶に入れて振ると、石鹸のように泡立つのがその証。