職場で受けた健康診断で、胸部レントゲンが「腫瘤影」で再検査になりました。


何かの見間違いかと思って深く考えてなかったのですが、総務から再検査の費用は会社負担になるので、さっさと受診しろという指示をされました。結構やばそうな雰囲気です。


この時点で嫌な予感とかは全くしてなかったのですが、とりあえずCT設備のある病院に行ってみることにしました。


もし何か見つかっても既にボロボロだし、まあいいかと思いました。


病院に行くと医者の方が動揺していました。


「健康診断の所見でこんな怖い書かれ方をすることは珍しいですよ。」


「そうですか、よくあることだと思ってました。たぶん見間違いが何かですよ、自覚症状ないですし。」


「若い人でもがんにはなりますからね。とにかくすぐCTを撮って白黒はっきりさせましょう!その結果、必要でしたらもっと大きい病院も紹介します。」


レントゲンをもう一度撮影するのかと思ったら、すぐにCT検査になり、結果もすぐに分かりました。


レントゲンで腫瘍に見えたのは、骨折の跡だそうです。以前、肋骨を折ったかどうか聞かれました。


そういえば!

ちょうど10年前に怪我をしていました。


「相当痛かったでしょう。跡が残っていますよ。」


「痛かったけど、レントゲンに写らなかったので、骨折とは診断されず、ヒビの可能性と言われてたんです。」


↑の10年前の記事は、怪我をした3週間後くらいに書いたものです。数日間仕事に行けないほど痛かったんだけど、やっぱり折れてたのか。


以上、腫瘍に見えた肺の影は、骨折の跡だったというお話でした。