旅行の最後は自宅から50kmほどの場所にある山奥のゲストハウスに宿泊しました。GW期間中は山道ばかりの長距離運転を連日続けていたので、真っ直ぐ自宅まで戻るのは体力が持たないと判断したからです。


チェックイン時間は17時と連絡していましたが、運転疲れが限界に達したために15時に到着。こちらの宿も私好みの秘境の集落にあり、田んぼではカエルが合唱していていい感じでした。


到着時間が変更になる連絡は入れてなかったけど、オーナー夫妻は昨日からどんな人が来るのか楽しみにしていたと言って歓迎してくれて、そのまま近所の案内までしてくれました。


聞いたところによると、基本的に県外からのゲストばかりで、コロナ前は海外からの観光客が殆どだったそうです。私のようなご近所さん(?)が来るのかなりレアだとか。


この町は初めてでしたが、私は周辺地域のメジャーなスポットには行きまくっていたこともあり、話が弾みました。


また、私が旅行したことがある海外の町にオーナーが住んでたことがあるそうで、そちらの話も面白かったです。


たまたま宿泊客が私だけだったのもあり、美味しい夕食を頂いた後に3時間くらい、優しいご夫妻と話が盛り上がりました。年齢も親子ほど離れていたので、久しぶりに訪ねてきた姪のような扱いをしてくれた気がします。


町の歴史からこのゲストハウスの立ち上げまで、色んな話を聞かせてくれました。


「それで◯◯寺の住職がね…(私は行ったことある)」


「この建物の修理を手伝ってくれたのは△△博物館(知ってる)でも活躍してる人で…」


「◯◯喫茶店のマスター、面白いから一回話しかけてみなよ(私が何度も通ってる場所)」という調子で、いつまでも話が尽きなかったです。


翌朝にこれまで泊まったことのあるゲストハウス史上、1番美味しい朝食を頂いたあとも1時間くらい話をして、SNSを交換して一緒に記念写真も撮って、夏にまた泊まりにきますと言って別れました。


SNSの投稿を見たら、よくお客さんと一緒に飲み会をしているようなので、今度行くときは差し入れにビールかお酒を持っていこうと思います。