あっちゅうまに今年も1ヶ月が終わってしまいましたね
やっと日記でも書こうかなぁって気持ちになったのでチンチラ日記書こうと思います
2024年はみんな健やかに過ごせました
こ福ちゃんがソアホックになって2度ほど病院へ行きましたが抗生剤を3週間飲んで治りました





























あっちゅうまに今年も1ヶ月が終わってしまいましたね
やっと日記でも書こうかなぁって気持ちになったのでチンチラ日記書こうと思います
2024年はみんな健やかに過ごせました
こ福ちゃんがソアホックになって2度ほど病院へ行きましたが抗生剤を3週間飲んで治りました
12月6日、父の地球物語はおしまいとなりました
6日午前2時頃、父の下顎呼吸が始まったと連絡が入り施設に向かい
着いたときにはもう息をしていなかった
午前2時50分常勤医師に死亡が確認されました
葬儀会社の人が午前4時10分に施設に迎えに来て
父を乗せた車の後を夢を見てるようなふわふわした感覚の中ついて行った
やっぱり口にできなくて
開口呼吸をしていたので乾いた舌の上にシリンジで水を数滴垂らした
少し舌が動いた
前の日にお経の動画を幾つか保存しておいたから
父の耳元に置いて流した
布団の中から手を伸ばして空を掴むような素振りを見せた
その手を握って手の甲を撫でた
1時間くらい一緒にお経を聴いて
眠りについたようだったので耳元で
「また明日来るね」と言ったら頷いた
お経を流したんだけど
少しは楽しいとか嬉しいとか似た感覚で心動いただろうか
思いついてよかったと今も思う
死んだ姿を目の前にしても、悲しくも淋しくもなかった
直後はこんなもんなんだろうかと思った
祭壇や着物や骨壺や棺や遺影の額縁や
姉兄と3人で選んだ
一番安いのを選ぼうとする兄と、金額を気にしながらも父の好みを指差す姉と
これが綺麗、これが可愛いと自分好みを選ぶわたし(笑)
父の遺影の写真はボケてるけど、とても父らしい表情の写真があって
死体を風呂に入れるなんて思いもしなかった
よくわかってないまま綺麗にしてあげたほうがいいやん、て決めたけど
本当にお風呂をセッティングして家族がかけ湯をして、全身洗ってくれて、シャンプーまでしてもらって、顔を蒸しタオルで覆って髭剃りもしてもらって
終わってドライヤーで髪を乾かしてもらってたわ
隣の部屋で一部始終を見ていたけど、まるで生きてるみたいだった
本当は家族の手で湯灌もしてあげられたらいいんだろうな、昔はしてたんかな、とか思ってた
父の死顔は本当に仏様みたいに優しくて綺麗で
冷たくなった頭を何度も撫でた
棺に入れるものがなかなか思いつかなかったけど
ヘビースモーカーだったからタバコと手紙と
もうすぐ父は死んでしまいます
食べられなくなって
それでもなんとか食べさせようとしたことで
誤嚥性肺炎になり、虚血性心疾患になり入院して
経鼻経管栄養や胃瘻の延命措置をするかしないか聞かれて
食べるだけが楽しみだったのに、それができないならもういいと
本人のタイミングで死なせてあげたいですと言った
それでも入院したら嚥下の専門の人が食べさせてくれて点滴もして
萎んだ身体がふっくらして
もう少し生きられるんじゃないかと期待してしまう
施設に帰ってきて
やっぱりご飯は食べられなくて
施設の常勤医から説明を受けて
わたし、点滴くらいは死ぬまでしてもらえるもんだと思ってた
でも、点滴をすることで心臓や肺に負担になって
意識も保つことができることからしんどさも本人が感じる期間が長くなるんだって
みるみるうちにまた萎んでいく
萎んでいく父を見るのはしんどいね
それでも本人が楽に死ねるなら点滴しないでおこうと決めて
なるべく早く楽にと願って
朝早く電話が鳴って
父の酸素濃度が下がってると
病院に運びますか?それとも、このまま施設で様子を見ますか?と
そりゃぁ、酸素濃度が下がってるなら息が苦しいでしょ、と
苦しみからは救ってあげなきゃ
病院に運んでくださいと救急車を呼んでもらった
病院に入っても、今度は嚥下の専門の人でも食べさせられなくて
酸素吸入して点滴をゆっくりゆっくり落とす
萎んだ身体は点滴だけでもふっくらしてくる
顔色も良くなって
ほとんど眠ってるけど、呼べば目を開けて
おしゃべりする
何言ってるのかわかんないけど
老衰だから病院には居られない
一週間ほど入院して施設に帰ってきて
「看取り部屋」へ運ばれた
いろいろSNS調べたり、施設の看護師さんに話を聞いたり
「平穏死」をするには点滴も入れない方がいいってわかってても
点滴をしない選択が、自分が父を殺すような感覚になってね
「看取り部屋」に入ったら、いつでも会いに行ける
食べさせたいものがあったら誤嚥にならないように、気をつけながら食べさせてあげることもできる
林檎や蜜柑や柿の汁や葛湯や唾液の量くらいを口に入れると
「うまいわー」って言った
美味いなら食べてよって思うけど
もう飲み込める力がないんだよね、ごめん
当たり前のことなのに、あーそうか!なんて思った
わかってるのに葛湯に蜂蜜や黒糖や塩や生姜や万田酵素や
いろいろ入れてしまう
味重視なら一つだけでいいのにね
もう何日も食べてないし、そろそろ病院での点滴の効果も無くなる頃でしょ
枯れるように死ぬ
枯れるように死んでほしいと常日頃からそれを目標に動物たちに接してきて
親が死ぬより動物たちの死のほうがきっと悲しくて苦しいと思ってたけど
いや、きっとそうだけど
こんなに気持ちの準備期間をくれたのに
父の死がちょっと怖い
このままでいいからここに居てほしいと願ってしまう
魂は永遠だと
肉体を脱いで次に行くだけだと
ここは仮想現実で、この父もわたしが見ている世界の父にすぎないと
そんな事を考えても、やっぱり居なくなるのは悲しいなぁって思うのでした
喉と胸のあたりが詰まったようで
いつも泣きたいような感じで
でも、ご飯は美味しく食べられるし、ちゃんと眠れるよ
なんでこのままじゃダメなんだろー
なんでずっと一緒にいられないんだろー
なんてね
思っちゃうよねー
我が家には4匹の♂のチンチラがいます
その中でも福助はとても発情が強い
わたしには去勢手術する勇気はない