マリアは友だちの職場の敷地内に捨てられていたそうです
ハスキーのmix
で

左目がブルー
右目がブルーとブラウン
の半々という
不思議な目
をしています
友だちと一生懸命、飼ってくれる人を探しました
当時付き合っていた彼氏に「飼ってくれ
」とデートの度に一緒に連れて行って迫るが拒否られ
(笑)

ハスキーと聞いて「飼いたい」という人も何人かいて
連れて行っても
数日後には「やっぱり飼えない」と返されること2回
仔犬の頃は寂しくて哭くから
初めて飼う人は戸惑ってしまったんやろうね
一度は飼うと決めておきながら、やっぱり飼えない…なんてゆう身勝手な人たちに
「それなら、わたしがこの仔を幸せにする
」って

友だちに宣言したものの…
家には2匹のシーズー犬がいて

大きくなるし、換毛も激しいハスキーは外で飼うしかなく

寂しい思いをさせてしまったかもしれないね…
あっ、名前は
マリア
マリアを拾った友だちがクリスチャン
だったから(笑)
女の子だったしね…
まだ、1年も経たないのに近くの野良犬がマリアに通いだし、避妊手術をおねがいしたら
お腹の中には既にこどもが出来ていて、とても可哀想なことをしてしまった
マリアは病気ひとつせず…
人を吠えることもせず…
ただ、ただ静かにお利口さんに犬小屋の前に座ってます

先住犬のシーズーを先に散歩に連れて行くんだけど
きちんと順番を守ってて
自分の順番が来るまで哭かないの
シーズー犬を散歩に連れて行く時はじーっとそれを見送って
帰ってきて、シーズー犬を家に入れる頃に
「く
ん、く
ん」=「お散歩に連れていって~」って哭くの
毎日、毎日それの繰り返し
今朝もいつも通りの朝で…
父と一緒にゆっくり散歩をして帰ってきた

母がおやつをあげる
袋の中の最後の一つだったから
「マリア、また、このおやつ買ってきてあげるね」って声をかけた
美味しそうに食べたんだって
でも、わたしが見たマリアは少し違ってた
何かが違う
落ち着きなく座らない
ずっと、遠くをみてる
撫でようとすると避ける
「どしたん?マリア?」
…
しばらくして、困ったような悲しそうな声がして
慌て見に行くと繋いである綱が足に絡まってて
それで哭いてたんだと綱を解いてやると
そのまま眠るように逝ってしまった…
まるで夢のように逝ってしまった
マリアは15才…
(こんなに年月が経っていたんだね…)
ほんとうに…
一度もわたしたちを困らせることなく
静かに…静かに…
眠りにつきました
あまりに静かで、わたしたち家族も
どう悲しんでいいかもわからないほどです

悲しいとも寂しいとも、胸は強くは痛まず
突き上げるような感情もなく
ただ、涙がこぼれます
マリア マリア マリア…
ハスキーのmix


左目がブルー

右目がブルーとブラウン

不思議な目


友だちと一生懸命、飼ってくれる人を探しました
当時付き合っていた彼氏に「飼ってくれ



ハスキーと聞いて「飼いたい」という人も何人かいて
連れて行っても
数日後には「やっぱり飼えない」と返されること2回
仔犬の頃は寂しくて哭くから
初めて飼う人は戸惑ってしまったんやろうね
一度は飼うと決めておきながら、やっぱり飼えない…なんてゆう身勝手な人たちに
「それなら、わたしがこの仔を幸せにする


友だちに宣言したものの…
家には2匹のシーズー犬がいて


大きくなるし、換毛も激しいハスキーは外で飼うしかなく

寂しい思いをさせてしまったかもしれないね…
あっ、名前は


マリアを拾った友だちがクリスチャン

女の子だったしね…
まだ、1年も経たないのに近くの野良犬がマリアに通いだし、避妊手術をおねがいしたら
お腹の中には既にこどもが出来ていて、とても可哀想なことをしてしまった
マリアは病気ひとつせず…
人を吠えることもせず…
ただ、ただ静かにお利口さんに犬小屋の前に座ってます

先住犬のシーズーを先に散歩に連れて行くんだけど
きちんと順番を守ってて
自分の順番が来るまで哭かないの
シーズー犬を散歩に連れて行く時はじーっとそれを見送って
帰ってきて、シーズー犬を家に入れる頃に
「く


毎日、毎日それの繰り返し
今朝もいつも通りの朝で…
父と一緒にゆっくり散歩をして帰ってきた

母がおやつをあげる
袋の中の最後の一つだったから
「マリア、また、このおやつ買ってきてあげるね」って声をかけた
美味しそうに食べたんだって
でも、わたしが見たマリアは少し違ってた
何かが違う
落ち着きなく座らない
ずっと、遠くをみてる
撫でようとすると避ける
「どしたん?マリア?」
…
しばらくして、困ったような悲しそうな声がして
慌て見に行くと繋いである綱が足に絡まってて
それで哭いてたんだと綱を解いてやると
そのまま眠るように逝ってしまった…
まるで夢のように逝ってしまった
マリアは15才…
(こんなに年月が経っていたんだね…)
ほんとうに…
一度もわたしたちを困らせることなく
静かに…静かに…
眠りにつきました
あまりに静かで、わたしたち家族も
どう悲しんでいいかもわからないほどです

悲しいとも寂しいとも、胸は強くは痛まず
突き上げるような感情もなく
ただ、涙がこぼれます
マリア マリア マリア…