今の日本の野球選手で、世界に通用する才能とポテンシャルを感じるのはこの二人。
大谷翔平と佐々木朗希、この二人でしょう。
山本由伸は今、日本の投手で最高クラスの成績を残していますが、ポテンシャルとしてみるとやはりこの2名には劣る。
(今後残す成績が劣るだろうという意味ではない)
その大谷と佐々木ですが。
それぞれ怪我の不安があります。
大谷は2度目の右腕靱帯損傷で、投手としては今シーズンは終了。
佐々木も左わき腹肉離れで戦線を離れています。
佐々木に対しては、古い野球人は、「鍛え方が足りない」などと抜かしてますけど。
彼の場合、そもそも過去の投手では誰もいないほどのポテンシャルというか、出力を擁しています。
160キロどころか、165キロ以上を出しかねない。ここまでの速球を投げる人はいまだかつていない。
大谷は、WBCの時の投球を見て「力が入ってるなあ」と思いましたね。
真っすぐが力んでて、スイーパー(スライダー)も曲がり過ぎるくらい曲がる。
今年の大谷の投球は、結構力みが出ており、四死球も結構出していました。
被安打が少なく、奪三振も多かったのですが、「このままいくと故障する可能性が」と思ったら、残念ながら悪い予感が当たってしまいました…。
大谷にしても出力が半端なく、165キロ前後出せる速球の力と、曲がり過ぎる変化球は、それまでの日本の野球人にはほとんどいなかったレベルでしょう。
佐々木も大谷も、前人未到の出力を有した選手なのです。
体が悲鳴を上げるのもやむを得ないし、その体がついていけるほどの体力をつけるには相当な時間がかかります。
佐々木はまだ21歳だし、あと数年の猶予があるはずです。
それまでは安全運転でいってほしいし、そうするべきです。
大谷の場合はもう28歳なので、今がピークにも思えますが。
投手としてもできるだけ長くやってほしいので、手術するにしても温存治療でいくにしても、無理のない範囲で頑張ってほしい。
その分打者としては打ちまくってほしい。
ちなみに大谷に対して「打者に専念しろ」という意見も多いようですが。
私は彼は「両方やってこそ、成績が維持できる」タイプだと思います。
一つに専念するより、二兎も三兎も追って成績を延ばすタイプ。
大谷はそういうタイプだと思います。
そして、私も多分。
その根拠は後日。(笑)
(日時指定投稿です)