手抜き投稿が続いたので、たまには真面目なことを書きます( ;∀;)
私は今52歳、未婚の独身です。
子供は当然ながらいません。
なので、このテーマを話すことは本来憚られるのですが、重要な事なのでしてみようと思いました。
1970年生まれの私の世代は、いわゆるベビーブーム世代。
日本人の中で多分一番多い世代だろうと思います。
1974年の世代が最も多いのかもしれませんが、それ以降の世代でこれ以上に多くの子供が生まれた時代はないはずです。
なので、早くも1970年代後半には「将来的な少子高齢化」がすでに叫ばれ、それに対する対策も検討され始めていたそうです。
しかし、それに対する効果はほとんどなく、21世紀(2000年代)になると、いよいよそれが現実化します。
2010年代にはついに日本の人口は減少に転じます。
昨年は、出征人口が80万人を切り76万人程度だったそうです。
結局有効な政策が何一つなかったといわれても仕方がありません。
故に焦った岸田政権(というか自民党)は、子供手当を大幅に増やし、いわゆる「産めよ増やせよ」的な発想に基づく政策を行おうとしています。
いわゆるバラマキってやつですね。
しかし、こういう政策って結果としてほとんど功を奏さないんですって。
ナチスドイツが似たようなことを取り入れたらしく、4人産めば銅メダル、8人産めば金メダルみたいに表彰と償金を与えようとしたが、たいした効果がなかったらしいです。(TBSラジオ・荻上チキ番組から)
いわゆるバラマキ政策というのは、付け焼刃なその場しのぎに過ぎません。そんな政策で人間の誕生や尊厳をコントロールしようとしてもうまくいくはずがありませんよね。
子供を増やすには、人口減を食い止めるにはどうすればよいか?
ただ、その前に果たして「子供を増やし、人口を増やす」ことに邁進することが、今の日本社会(世界中にも言えるが)本当に良いのか?
減少=悪、という考えだけではいけない気がします。
そもそも、地球上において人口は80億人突破したそうですが、今の地球に80億人の人間が暮らすのは果たして適している状態なのかどうか?
昨今の環境異変についていけるのかどうか?そもそもこの環境異変は人間の人口増がもたらしたものなのではないのか?
いたずらに人口が増える、万歳!ではないはずです。
今の自民党政府があほ(失礼!)なのは、いつまでも人口増加して経済大国日本を維持しようとしていると思われる政策しかしていない点。
結局昭和の頭のままなんだと思います。
もちろん、極端な人口減少を食い止める必要はあるけど、人口増加によりかつての経済成長期再現しか考えていない(ように見える)のは論外。
人口増ではなく、維持しつつも緩やかな現象に食い止めつつ、その状況を受け入れながら税制や経済状況・生活スタイルを変えていくことが重要なのだと思います。
具体的に言えば、極端に経済成長を目論んだ支出をしない方向で生活スタイルを変える。
教育に金がかかりすぎるのであれば、通常の義務教育を何が何でも受けなくても良いとか。(暴論?)
旅行とかはますますカネがかかるだろうから、贅沢な趣味などは嗜好品扱いになり、生活必需品だけは無税にするとか。
しゃにむに金を掛けようとしなくても、余裕で暮らせるスタイルにしていった方がいいんでしょうね。
そのために、税金をやたら増やす政策をしているんじゃないかって?
今の自民党政府が仮にそういう考えだとしても、方便としか見えないし、信用できません・・・。
クリエイティブな発想で少子化を考える人たちが(いるはずですが)もっと出てきてほしいですね。
まとまり無くてごめんなさい、いつも。(笑)
(日時指定投稿です)