この記事を見て、気持ちが何となくスーッとした感じがしました。
孫泰蔵さんというのは、ソフトバンクグループ会長の孫正義氏の弟さんです。
もはや人間はAIと競争してスキルを身に着ける必要なんてないんじゃないか?そういう趣旨のことをおっしゃっています。
リスキリングという言葉が幅を利かせている昨今。
私もスキルを身に着ける必要性を感じて、あれもこれもやろうとしていましたが。
ほぼ三日坊主で終わってます。
今もやりかけの勉強をさぼって、結局こういう記事を書いています。(笑)
スキルアップをしなくちゃいけないというのは、現在においては確かにそうかもしれません。
しかし、AIが幅をさらに聞かせるようになれば、もはや人間が努力し続けたとしても、AIに勝てるはずはないし、そして色々な仕事がAIにとってかわられるのならば、もはやそれ自体が無駄と化してしまう。
そこで孫さんは「アンラーニング」が必要だとおっしゃいます。
アンラーニングとは、自分が身につけてきた価値観や常識などをいったん捨て去り、改めて根本から問い直し、新しい学びに取り組む「学び直し」の意味だそうです。
そして、「スキルを身につけなきゃいけない」というパラダイムそのものが時代遅れになるんじゃないかともおっしゃっています。
そして「好きなこと以外やっている場合じゃない」ということです。
やはり好きなことでいろいろ稼ぐためも含めてやっていく。
でも「食っていくためには嫌なこともやらねば」となりますが。
それに対しても、「食っていこうとする必要ないんじゃないか?生計を立てようという考え方も必要なくなるのではないか?」といいます。
ようするに、日本であれば食べようとすれば食べられるものもあるし、家だって空き家がたくさんあるし、服だってあまりまくっている。ようは金で何とかしようとするだけではなく、ものは考えようってことでしょう。
AIが登場して、本来ならば人間社会の生活は非常に楽になるはずなのです。
であれば、苦しんで仕事なんかする必要はない。
そういう社会になるはずなのです。
ならば私も、好きなことをやって生きていこう、そう思いなおしました。
2年後もしくは3年後の退職へ向かって、また一つ弾みがつく記事でした。
孫さんの著作「冒険の書」手にとって読んでみたいです。
(日時指定投稿です)
