こんにちは。

逗子の魅力を紹介するコーナー、今日は3回目です。

「逗子が登場する文芸作品」である徳富蘆花の「不如帰」を紹介いたします。

といっても、私は読んでいません( ;∀;)

先日逗子散歩で訪れた場所の一つに、「蘆花記念公園」があります。

徳富蘆花が逗子に住んだ期間はさほど長くはありません。

しかし、蘆花はここで文芸史上に残る名著を出します。

 

「不如帰」徳富蘆花作

逗子を一躍有名にした作品

浪子と武夫の夫婦が病気や戦争など様々な障害によって引き裂かれていく物語。

浪子は、病気療養のため父の別荘のある逗子で過ごします。その小説のクライマックスは逗子の浜で起こるのです。

明治33年刊行。

 

この作品は、「自然と人生」所収の「湘南雑筆」にある、蘆花が明治32年の逗子での自然描写を記録したノートからの抜粋です。

元旦の描写に始まり歳除(大晦日)に終わります。

逗子の美しい自然を情緒豊かな筆致で描き、「湘南」という言葉のイメージを高めたと言います。

 

この小説の話を聴くと、とても悲しくなるので読めません( ;∀;)

という言い訳はさておいて…。

兄の徳富蘇峰が生真面目な大人であるのに対して、弟の蘆花は奔放で情緒的というか。

その対比がまた面白い気がします。

いや、実はそんな対比をするほど私は徳富兄弟に対する知識はありません(-_-;)

 

他にも、逗子を舞台にした小説が結構あるようです。

「小春日和」 野中柊著 

「なぎさホテル」 伊集院静著

「どんぐり姉妹」 よしもとばなな著

「春昼」「春昼後刻」 泉鏡花著

「きことわ」 朝吹真理子著

これらを私も、いつか読んでみようと思います。

いつか‥っていつ・・かな?(・_・;)

 

(日時指定投稿です)