10月15日(土)、わが家から比較的近所なのですが。
横浜市南部の金沢区にあたる「金沢八景~金沢文庫」を歩く散歩をしてきました。
金沢八景駅から歩いて、先ずはすぐの場所にある「円通寺客殿」。
もともと円通寺という寺院があったのですが、廃仏毀釈運動で廃寺になってしまい、この客殿を残すだけに。
なお、この寺院があった場所には「東照宮」も鎮座していました。
徳川家康が関ケ原合戦の前哨戦である「会津上杉氏征伐」の際、こちらに立ち寄ったそうです。その縁で東照宮ができたのだとか。
続いて、瀬戸神社と琵琶島神社。
瀬戸神社は頼朝が、琵琶島神社はその妻の政子ゆかりの神社。
この二つの神社が国道16号線で分断された状態になっているのが、なんだか悲しい。
ここから平潟湾を眺めながら「プロムナード」を歩いて、野島町へ。
野島には野島公園があります。
この野島公園には「旧伊藤博文金沢別邸」があり、見学できます。
明治期を代表する「茅葺寄棟屋根」の別荘建築。
明治時代、金沢区一帯は東京近郊の別荘地として注目され、多くの政府要人が別荘を設けました。
しかし、その後大磯や葉山などが別荘地として注目され、金沢が別荘地として君臨したのは比較的短い期間だったようです。
平成18年(2006)11月、横浜市指定有形文化財に指定され、平成19年(2007)に解体工事・修築を行い、平成21年(2009)10月に竣工。
ここから、平潟町に渡り、海の公園を歩きます。
ここはひたすら歩くだけでも気持ちよい場所、よい運動にもなります。
そして、公園にある「なぎさ広場」ではフェスタが催されていました。
3年ぶりに催されたそうです。
コロナ感染者数はまだ多く予断を許しませんが、共存していくしかない。
対策をしっかり行っての参加であればよいのだと思います。
そして、ここから称名寺へ。
この寺院は、13世紀中頃に創建された金沢北条氏の祖である北条実時を開基とする名刹。
境内には阿字ヶ池に中之島、反橋、平橋を配した美しい浄土庭園が広がっています。
ここから歩いて10~15分ほどで、終着の金沢文庫駅に着きます。
この日の散歩はここまで。
いづれ、(仮称)歴史☆散歩サークルでイベントとして開催したいと思います。
今回訪れた史跡の詳細は後日掲載します。
そして、さらにこの散歩をイベントとして完成させるべく、より詳細な下見を再び行う予定です。
では。
(日時指定投稿です)