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京橋から茅場町を歩く散歩、というものを企画しようと思っているのですが。

さて、京橋といって何かめぼしい見学スポットは何があるかな~と思っていたら、こんな場所がありました。

「国立映画アーカイブ」

 

 

ここの7階に展示室があります。

また、別の階には、映画を放映しており、これを見るには事前予約が必要らしい。

展示室はいつでも入れます。

特別展では、黒澤明の展示がちょうどやっていました。

日本最強の映画の巨匠の展示が見れるとは。

 

 

まずは一般展示です。

日本映画の歴史がそのまま見学できます。

一般展示は撮影自由。

私は映画に疎く、詳しいことをほとんど知りません。

ただ、こうやっていろいろ歴史に触れていくと、歴史好きの私の琴線に触れますよね♪

この日はさっと見学しただけで終わりましたが。

再度じっくり見て回りたいなと思ったのと同時に、もっと映画について詳しく知りたいなと思うようにもなりました。

 

日本映画の巨匠、小津安二郎さんです。

こちらは、昭和初期・戦前の日本映画の名優の顔ぶれがずらり。

原節子さん、田中絹代さんという、後世に名を残す方がずらり。

こちらには、私が好きな高峰秀子さんが。

 

黒澤明の展示は撮影禁止でした。

しかし、黒澤監督は、脚本を、作品を作るにあたっては、何冊もノートを作り、それを最終的にまとめて仕上げていくという手段をとっていたようです。

それはものすごく気が遠くなるような作業ですが、そういう作業を通して、数多くの名作が作られていったのでしょうね。

ひらめきや思い付きだけではなく、というかむしろ、人が見ていないところでの地道な努力の積み重ねこそが大事なんだということを、黒澤監督のエピソードを通じて、あらためて感じさせられました。

私のような凡人は、何でもすぐにできるような手法を探しては、うまくいかず断念し、また新たな魔法のような手段を探していく、という無駄な事の繰り返しをしてしまいがちです。

しかし、本当に名を残す人はそうではなく、地道な積み重ねこそが、成功への唯一の道だということを知っているのでしょう。それは古今東西、やはり変わらぬ真理なんですよね。

 

それにしても京橋は実に綺麗な建物が多い。

こうやって緑も一緒に映えるように設計されている場所が多い。

さて、この京橋をどのようにして歩いて行こうか。

これこそ、地道な散歩と調査の繰り返しが私に求められます。

12月半ばに開催する予定ですが、それまでに何ができるのか、さあ、私よ。いざ努力せんかい!(笑)

 

(日時指定投稿です)