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今年も終戦記念日を迎えました。
言い方は悪いですが、日本が「負けた日」ともいえます。
もっともそれは、重光葵が降伏文書に調印した9月2日が正しいと思いますが、それはともかく‥‥。
先の太平洋戦争が終わって、まだ77年なんですね。
思えば、戦争の混乱で日本全土がボロボロになってから、まだ77年しかたってません。
77年のうちに、よくもまあ一見すると何不自由のない社会を日本は構築したなあと思うわけです。
たった77年前に、戦争でボロボロになった日本の姿を、想像できる人ってどのくらいいるんだろうか?
戦争を経験している人が、徐々に亡くなっていき、戦争の悲惨さを伝えられる人が少なくなっていくわけです。
そういう方たちの多くは「戦争を絶対に起こしちゃいかん」と思っているでしょう。
ところが、経験をしていない人は戦争の悲惨さを己の体と頭で体験していないわけですから、戦争の悲惨さを真の部分で分からないのではないでしょうか?(もちろん、私もその一人)
そういう方たちが多くなり、今の国政を担っている。
そして、戦争の悲惨さがわからない人は、戦争をするのもやむなし、という感覚に陥っている。
いずれにせよ、戦争の記憶から遠くなればなるほど、戦争の悲惨さを忘れ(というか理解できず)安易に戦争への道を歩んでいる、というのは言い過ぎですかね?
しかしこの77年、日本は大いなる繁栄を享受しました。
が、ここ数十年は成長がない世界にも稀にみる状況です。
また、再び同じ道を歩むのかこの国は。
安易な解決法に飛びつかず、一度腰を据えて国家のあり方を考えていって欲しいものです。
ってか、もう手遅れか…。
(日時指定投稿です)