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先日、お隣の韓国において大統領選挙がありました。
韓国は任期は5年なので、ムン・ジェイン大統領は辞任。
ムン大統領は革新系の「共に民主党」なのですが、今回の選挙は保守系の野党であった、「国民の力」のユン・ソギョル氏が勝利。
与党の「共に民主党」のイ・ジェミョン氏が敗北。
両者はほとんど差がなく大接戦だったそうです。
それにしても、韓国の大統領選は選挙率が高い!
なんと77.1%!
日本でこの投票率は何十年も到達していません
日本では先の衆議院選挙が55%程度でしたっけ?
日韓でこの投票率の差、愕然とします
確かに、韓国の大統領選というのは「俺たちの(私たちの)トップを選ぶ」というわかりやすい選挙であるし、日本のそれはそこまでわかりやすいものではない、という側面はあるかもしれませんが。
これは、韓国が絶えず与野党の政権交代が起こり得るのに対し。
日本のそれは、もう自民党支配が長いこと続いており、「どうせ自民党だろ、野党なんか論外じゃねえか」みたいな雰囲気があるからでしょう。
というのも、2009年の民主党政権交替の時の衆議院選挙では、69%ほどの選挙率だったとか。
その後の2012年以降の選挙では、60%を超えた選挙率はほとんどないことを見ると、これは「民主党に政権交代したけどだめだったじゃねえか、ならばもう政治に興味は持たん」みたいな人が激増したからではないかと思うのです。
民主党政権に幻滅したという事実、これは日本国民の心境に大きな影響を与えたのだと私も思います。
でも、民主党政権はたった3年間でした。
その3年間だけで見限ったというのは、日本人が辛抱できない国民だってことでもあるのではないでしょうか。
まあ、確かに震災の対応とか、色々問題はあったと思います。
それでも、政治というのは政治家だけに任すのではなく、国民全員が責任を持って行動する、意識する、という気持ちがあれば、もっと長い眼で民主党政権を見守るという考えもあったはず。
結局自民党政権に戻り、「もう辛いものは見たくない」とばかりに臭いものにふたをしたような扱い。
結果安倍自民政権は長期政権となり、色々なものが失われていったのではないかと。
あ、これ以上この話は・・・・
いずれにせよ、政権交代という形で政治が行われている韓国と。
それがない日本。
どちらがよいのでしょうかね。
考えさせられました。
(日時指定投稿です)