横須賀市の見どころの紹介です。
横須賀市大津にある信楽寺(しんぎょうじ)というお寺。
ここは、坂本龍馬の妻だった「おりょう」さんのお墓があり、龍馬ファンが訪れることが多いお寺です。
浄土宗のお寺さん。
山号は宮谷山で、正式名称は宮谷山至心院信楽寺。三浦地蔵尊第27番札所です。
おりょうさんは、楢崎龍という名前で、一般的にはお龍といわれています。
おりょうさんは、龍馬の死後、龍馬の実家坂本家に入るも、家風にあわず京都に戻ります。
さらに、京都にも居ずらくなったため、東京方面に出てきて、横須賀の西村松兵衛と結婚します。
以後、この横須賀で過ごし、明治39年に他界。
このお寺に今も眠っています。
おりょうさんのお墓。
晩年はアル中状態だったといい、どうもあまり幸せな人生じゃなかった様子。
坂本家でも、龍馬の姉乙女には良くしてもらったが、他の人間に冷たく遇され。
東京に出てきても、なかなか不遇だった様子。
結婚しても、二人の間に愛情が強くあったような感じに見受けられない。(とくにおりょうの方は)
おりょうは、酔っぱらったたびに「私は坂本龍馬の妻だ!」と叫んだとか。
彼女にとって、最愛の人物は、やはり坂本龍馬だったということでしょう。
明治の39年まで生きたわけですから、龍馬が死んで約40年余りの余生、抜け殻のような人生だったのでしょうか。
なお、坂本龍馬自身は、基本的には横須賀とのかかわりはほぼないはずです。
最も、ペリー来航の際土佐藩士として警備に行った可能性はありますが。
(日時指定投稿です)