「波うららかに、めおと日和」総評-2025春ドラマ- | “GIGS”CASE OF JOGIH

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波うららかに、めおと日和



★めっちゃ良かった

◎良かった

○フツー

△イマイチ


「波うららかに、めおと日和」は★★

キました!

今期、大本命!!

まさかのヨシキョン2期連続主演作品っ!!!

★2つで猛烈に崇拝しますw


まずは最終回冒頭。

瀧昌くんの声がして玄関に飛んでいく夏美。

愛しい人の姿を確認して抱き付く姿。

かの朝ドラ「純情きらり」を彷彿とさせまし

た。

戦死したと聞かされていた夫福士誠司・達彦

がふいに家に現れ、その姿を見た妻宮﨑あお

い・桜子は徐々に涙を溢れさせて達彦に駆け

寄り抱き付く。

自分の中で屈指の朝ドラ名場面だと思って

いますが、それに匹敵するシーンだったと

思います。


いやぁそれにしても可愛いかったヨシキョン!

「まどか26歳」も可愛いかったけど本作は

さらにヨシキョンの可愛いに特化した作品

でした。

推しの女優さんを無駄遣いせずに素晴らしい

作品に起用してくれた事感謝します。

いや、ヨシキョンだったからこそ素晴らしい

作品になったといっても過言ではないっ!


この総評を書く前に其処彼処で書いてますが

とあるネット記事で「芳根京子はオロオロ芸

の人」というのを見かけまして最初はいまいち

ピンと来なかったんですがTVerで「海月姫」

を今期中に視聴、さらに現在Huluで「それ

ってパクリじゃないですか」視聴開始、そして

前期「まどか26歳」を統合すると「オロオロ芸

の人」に大納得です。

それしかできないんじゃなく「オロオロ芸が

絶品」っていう事なんだろうなと。


で本作はというと。

家事全般はこなすしご飯も美味しく作るし

全くのドジっ子ではなく、むしろ昭和の良妻

そのものだと思います。

ただ異性への接し方が“オロオロ”でした。

まぁしかし健気!

交際0日婚とは現代言語だと思いますが、昔の

お見合い婚も意味を正せば0日婚もありえた

ワケで。(「あんぱん」ののぶもそれに近い)


結婚してからドキドキしてキュンとして、でも

結婚はしてるからハラハラは交際期間よりは

薄くて。

だからこそこのようなほっこりキュン作品が

生まれたんだなと。

着想の勝利ですね、原作者さんの。

昭和11年という絶妙な時代設定も吉。

まだ、そこまで戦争(この場合、第二次世界

大戦)の無慈悲さも迫っておらず(其処彼処で

赤紙が一般人に来る事なく)、けど旦那様が

軍人という事で全くの平穏でもない。

絶妙な時代設定でした。


相手役の本田くんも良かった。

堅物に見えるけど内実はこっちも女性に慣れて

いないというキャラ。

笑うとカワイイというのもピッタリでしたね。

瀧昌くんがこういうキャラだからこそ夏美

ちゃんの健気さも光るというもの。


また小関くんと山本舞香ちゃんのサイドカッ

プルは夏美夫婦とは真逆の心理戦?で違う

魅力がありましたね。

ニュータイプ同士の意識上でのやり取り

みたいで凡人では思考がなかなか追いつけ

ませんでしたが^_^;


和久井映美さんもとても良い大家さんで

この作品のほっこり感は彼女による部分が

大きかったと思います。


活動弁士の演出も良かった。

ナレーターのメタ演出はよく見かけますが

当時の世相を活かして活動弁士にそれをやら

せるっていうのが斬新。


というワケで!

推しが最高に輝いた本作、また期中の他の作品

と一線を画すジャンルだった事もあり今期

最も楽しみにしていて、最も素晴らしい作品

だと評します。