「なんで私が神説教」総評-2025年春ドラマ- | “GIGS”CASE OF JOGIH

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なんで私が神説教


★めっちゃ良かった

◎良かった

○フツー

△イマイチ


「なんで私が神説教」は

陰キャでコミュ障キャラかと思いきや、

めちゃめちゃ喋るヒロインってゆー。

陰キャだと思わされたんで初話の「黙れ!

クソガキ」でめっちゃ持っていかれた、

というか、前触れなくいきなりキャラ変っ?

と脳内バグりましたw


なんと呼べばいいんだろ?

SNSの強発信者というか・・・インフルエン

サー・・・でもないな、アマチュアのコメン

テーターというか、そういうキャラがひょん

な事から高校教師になって、生徒達をその

“コメント力”で正していく、という作品

だったのかな。SNS×学園ドラマ!?


それでまぁ、問題のある生徒、または生徒間

で起きた問題を“神説教”という名のコメント

で、しかも割と強めのコメントで、けど

なかなか説得力も伴ってて、徐々に担任

クラスの空気を変えていき信頼関係も築いて

いく学園ドラマかと思いきや主人公の暗い

過去が暴かれて、学園全体を巻き込んでの

騒動にという社会派ぽい部分もあり。


始まる前はジャンルが謎すぎるタイトルで

興味を引かれました。

けどアレかな、ちょっと「御上先生」ぽく

もあるのかな。

あそこまで骨太社会派でもなく、登場する

学校もガチガチ進学校でもなく。


まぁでも、まだまだ子どもゆえの生徒たち

の思慮の浅さを指摘是正する、主人公の

過去を題材に「SNSの怖さ」「言葉の使い方」

について問うていく社会性というのは

大きく捉えて「御上先生」と共通するもの

があったのでは、と思います。

御上孝は生徒に「考えて」と自主性を促し

麗美静は自らの言論で生徒を諭す(抑圧にも

見えるw)という違いはあれど。


木村佳乃校長が良かった。セリフがね。

「“怒る”と“叱る”は違うのよ、しーちゃん(超

訳)」みたいなセリフがあって「あ、このドラマ

は信用できる」と思いました。

すごく当たり前の事なんだけど意外と現実の

先生も上司も親も、誰かを教える立場の人って

これ分かってないと思うんですよね〜。

だから、わざわざセリフにして電波に乗った

のは良い事だと思いました。


本題。

“説教シーン”そのものは見応えがありました。

ただ中盤以降「さぁ来るぞ来るぞぉ説教シーン

」みたいな、なんて言うんかな、流れがお約束

と言うか、特撮モノで必ずやってくる必殺技

で決着シーンみたいな、説教シーンまでの

流れが若干雑かな〜とは思ってしまいましたね。

ま、それでも期待してしまう自分でもあったん

ですが。


と言うわけで、構成は若干雑さを感じつつ

静先生の”説教シーン”は見応えあり、佳乃

校長の部下・生徒への思いやりが心暖まる

良い作品だったと思います。

広瀬アリスさんも、このキャラハマってと

思います。