119エマージェンシーコール
★めっちゃ良かった
◎良かった
○フツー
△イマイチ
「119エマージェンシーコール」は◎
なかなかに特殊な作品でした。
ほぼ指令室内、緊迫の場面もキャラの
ドアップと受話器の向こうの通報者の
声のみ。
たったこれだけであんな迫真の場面が
生み出せるものか、と。
局の問題があって消防局の協力が得ら
ない旨のニュースを目にしましたが
それの影響でこうなったのか、そもそも
こういう作品設計だったのか。
どっちにしろ冒険だったと思いますが
エンタメ性と消防指令室の内情描写と
ハートフルさを併せ持った稀有な作品
に仕上がったかと思います。
ドラマの本気度が伝わったのか終盤は
消防車や隊員達の出動シーンも増えて
「消防局、めっちゃ協力してくれてる
やん、良かった良かった」と思いました。
主要キャラの人物背景も詳細に描かれ
(前原くんだけショートカットされてる
けどw)救急事案の描写や解決方法も
前向きなモノが多く、かといって指令管制
員達も万能ではなく壁にぶち当たる。
ドラマとしても良い構成だったと思います。
清野菜々ちゃんのアクションシーンが
ないのがちょっと残念。
キャラ的に仕方ないけど。
けど走る姿はやっぱり美しい、というか
軽やかでさすがだなと。
あんまりヒロインヒロインしてないな〜
とずーっと思ってましたが、これって
群像劇だったんですね。
救急事案っていうのは日々起こる事ですし
続編があっても良さそうですね。
月9はラブストーリーじゃないほうが
良作が多いかもしれないですね。