「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」総評-2025年冬ドラマ- | “GIGS”CASE OF JOGIH

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日本一の最低男

※私の家族はニセモノだった



★めっちゃ良かった

◎良かった

○フツー

△イマイチ


「日本一の最低男-私の家族はニセモノだっ

た」は


いや〜本作も序盤は全く面白く感じず、

魅力も感じず、でしたが5話辺りから

一気に面白くなりました。

「ドラマは5話まで観ないとわからない」

が持論ですが、その典型だったかと。


子役の増田梨沙ちゃん。

この子が非常に良かった!

ひまりチャンの心が氷解していくのに比例

して作品の質も上がっていったと思います。

つまり、あの年齢にして超キープレイヤー

だったワケだ。


自分は特に旧ジャニファンでもなければ

SMAP信者でもないのですが香取くんも

良かったんじゃないでしょうか。


そこまで演技上手とも思いませんでしたが

大森一平はハマっていたと思います。

序盤〜中盤までロボットみたいに感じまし

たし、学校関係や保育所関係のストレス

に対してきっと内心怒り狂ってそうなのに

受け流す事が多かったように思います。


テレビマン時代の世渡り術なのかなと

思って観てましたが、亡き妹の最初の

夫の、無責任な償い方への怒り、この

場面で心掴まれました。


以降、要所で想いを爆発させるシーンが

あり大森一平にどんどん惹かれていきまし

たね〜。

特に最終章に入る直前の「私が出馬する

のは区長選ですっ!」の場面は超アツ

展開でした。


「キタよっ!超カッケー!」と思わず

声に出してしまいましたw


本作は“ホームドラマを演じる”事で区民

の様々な悩み、問題を描き出し、最後は

区政の問題として選挙戦に展開しました。

つまり区民一人一人の悩みは政治問題で

あると。


場所や状況は違えど描こうとしているのは

今期最有力作品「御上先生」とよく似てい

るな、という印象です。


どちらの作品も取り上げた問題を真摯に

描こうとし前向きな解決方法で乗り越え

ようとした点で好感持てました。