挿絵_「王の瞳に宿るモノ」 | “GIGS”CASE OF JOGIH

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表向き、宇宙政府に恭順の姿勢を示している
ものの、密かに義勇軍に協力してくれている
マタセ国。

その国王との謁見の場面を描いた作品です。

ネタバレになります。
この国王は影で主人公達義勇軍に協力して
くれている、という設定ながらすでに義勇軍
に見切りをつけて表向きの通り、宇宙政府に
完全服属し自らも魔物に改造されたうえ主人
公らを襲うという、悪い王様です。

主人公には邪悪な気配を感じ取る能力という
のが発現しつつある時期で、このマタセと
いう島の方角に邪悪な気配を感じ取りました。
さらにこの時期は新しい魔星王誕生直後と
いう時期でもあり、「島国マタセに魔星王
の気配あり」という結論が義勇軍内に生まれ
ます。

そして義勇軍は協力関係にあるマタセ王に
邪悪な気配の事で気にかかる事はないか、を
問うためにマタセ城を訪れます。

しかし、邪悪な気配の正体は魔星王ではなく
魔物化したマタセ王のモノだったのです。

ここからは創作部分です。
邪悪な気配を感じ取れる主人公は王と対面
した際に、向き合う王から発せられる邪悪な
気配に間違いなく反応したはず。
魔星王のモノだと思っていた気配は実は
目の前の人物のモノだったと。

そして、思わず王と視線を交わした際に
その瞳の奥に宿る邪悪な炎を認めてしまい、
思わず戦慄してしまった主人公・・・という
場面です。

王の表情が明らかに悪人のそれですが、
絵として表現するのにわかりやすくしたかっ
たのと、おそらく主人公の目に映った王は
こういう表情だったのだろう、という事で
こんな作品にしました。

この挿絵が挿入されているエピソードは
リンク先を参照願います。