|ランニング中の足の吊りは電解質不足!
フルマラソンでは後半になって脚を吊ったという。経験や目撃したことはたたあります。
大きな要因は、水分!特にミネラルの不足です。脱水によりナトリウムの喪失は勿論、神経伝達に必要なカルシウムが不足すれば、正しく次の神経に伝えることが出来なくなります。
これにより筋肉は異常興奮(痙攣)して起こる現象が脚を吊ることを招きます。
でもマラソン中に脱水と言うわけでもなく、コーヒーなどのカフェイン、ビールなどのアルコールにより体内の水分が不足することも要因です。
従って脚を吊ってからの対処よりも、先ずはマラソン前は、カフェインやアルコールを絶つ(好きな人にはこれが辛いが)!そして水分の小まめ(ミネラルを多く含むドリンク)に補給する(ウォーターローディング)ことで、普段よりも体内に水分も多めに入れておければ、吊り防止に繋がります。
更に、筋トレ(レジスタンストレーニング)などで、筋肉に刺激をし結果。筋肉の細胞を増やして水分量を増やしたり、筋肉が疲労に耐えられる身体を作れば、あの忌まわしき吊りを起こさずにすみます。
しかし、年齢が上がれば、体内の水分量も筋肉の量も低下するので、より注意を払う必要がありますし、メタボぎみの方であれば、高血圧などの要因も出てきます。
そして、レース中は無理なおい抜きをすると、一瞬、ダッシュのような筋肉を使う(無酸素運動)ので、これも過度の疲労の原因になるのでご注意下さい。